本大会はSUMMER STYLE AWARD、FITNESSSTAR JAPAN、SUPER BODY CONTESTの3団体が業界初コラボを遂げたコンテスト「筋肉祭」。健康的なスタイルを重視する「ビューティーフィットネスモデル」のオープンクラスに出場し、引き締めつつ女性らしさを残した美ボディを披露して優勝を果たしたのが、原島さみらだ。
元々、自身の身体にコンプレックスがあったという原島。それを打破するため昨年のSUMMER STYLE AWARDに出場し、そこでも優勝を勝ち取っている。
出場者の中でも際立つ長身で、美脚を披露する姿はまさにビューティーそのもの。その美貌の裏には、バランスのとれた身体への高い意識があった。
「モノキニを着るとすごくわかりますが、背中とお尻が特に強調されるのです。女性らしい身体を残しつつ出るところは出るというのが大事なので、背中やお尻のトップを重点的に鍛えました。ビューティーフィットネスモデルという枠の中で、絞りすぎず甘すぎずという丁度良いラインを残しながら減量できたのも勝因の一つだと思います」
「引き締まる＝細い」ではないという難しい審査基準の中、原島はしっかりとラインを見極め、理想的な身体に仕上げてみせた。ステージング強化にも積極的に取り組み、肉体面・技術面ともに盤石の優勝だったと言えるだろう。美ボディで会場を虜にした女王は、今後の目標としてさらなる飛躍を誓った。
「今後は自分の身体をさらに磨くのはもちろんですが、他の大会にも出たときにもっとレベルアップした自分を見せられたらいいなと思います」
写真・文／森本雄大
