いきなりですが皆さんは、「足袋」を履いたことがあるでしょうか。
(C)varts-stock.adobe.com
日本の伝統的履物である足袋の利点は、何と言ってもその「地面の掴みやすさ」でしょう。
ジムなどで足袋を履いてウエイトトレーニングをする人も稀に見かけますが、それも地面をしっかりとらえて踏ん張ることができるのが理由なのです。
そんな中今回は、トレーニングから視野を広げて発見した、足袋のような「フットサルシューズ」をご紹介します。
デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)から発売された「ブランカーレⅢ PG」は、つま先が割れた足袋型のフットサルシューズ。2010年に初登場してコアユーザーからの支持を集めた「ブランカーレ」のリニューアル商品となっています。
親指と人差し指の間が自由に動くことで、身体のバランスのとり方が変化。通常のフットサルシューズでは使わない足裏のトレーニングになります。それにより、フロアを掴むという感覚をさらに研ぎ澄ませることができるのです。
シューズの部位ごとに素材を変えることで、足指の動きやすさとフィット感を実現。アッパー素材に滑らかな人工スエードを使用することで指先に力が入りやすくしたことに加え、中足部にはしなやかかつ軽量な1.1mmマイクロファイバーを採用して素足のような着用感を可能にしました。
足の骨格バランスを整える機能インソール(BMZ社製)も入っているほか、ライニングの起毛素材によりかかとのブレも抑制。ヒュンメルの代名詞であるグリップソールによりグリップ力にも優れた商品です。
価格は15,400円(税込)で、サイズは24.5~28.0cmでの展開。Hummel公式オンラインショップなどで販売されています。
フットサルプレイヤーで「フットワークを強化したい」という人は、足袋型シューズも選択肢に入れてみるのも良いかもしれません。
★ブランド公式サイトはこちら