VITUP! 読者の皆様、こんにちは!
編集部員の森本です。
バルクアップを目指して、Y personal training gym(Yパーソナルトレーニングジム)を訪れた前回。今回からは、実際にトレーニングがスタートしていきました。
初日に指導していただくのは、ジム代表の山田トレーナー。身体を大きくしたいという私の要望から、主に胸と背中を鍛えていくことが決定しました。
「押す動きや引く動きは、腕ではなく肩甲骨から動かすことが大切ですよ」と山田トレーナー。トレーニングのフォームが崩れていたのは、柔軟性不足も関係しているのかもしれません。
ウォーミングアップを終え、まずは背中を鍛えるプルダウンから行なっていきました。
「腕の角度はワイヤーと一直線にし、脇を締めて肩甲骨を寄せましょう。しっかりと広背筋を意識して下さいね」と指導が入ります。気を抜くと肩で引っ張ろうとしてしまうので、広背筋を使うように意識を保ちました。
次の種目は、大の苦手である懸垂! 私は山田トレーナーに支えていただき、何とかクリアすることができました(笑)。苦手なトレーニング種目も、初心者の目線に立って指導していただけるのは嬉しいです。
そして前回同様、プッシュアップのフォームを確認しました。家で復習した成果か、少しずつ正しいフォームが身についてきました。
仕上げに軽い重量で、ダンベルフライのフォームも指導していただきました。今回はあくまで、「軽い重量で効かせること」と「正しいフォームを身に付けること」にフォーカス。丁寧に確認しながらトレーニングが進んでいきました。
トレーニングを行なう上で、「重量にこだわってはいけない」と耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
私自身、重量をこなして優越感に浸ったこともありましたが、結局反動を使ってしまったり、腕に頼ってしまうことが多かったように思います。今回は軽い重量で回数も少なかったですが、狙った筋肉への刺激はしっかり入っている実感があったので驚きました。加えて、フォームや部位への意識を高めることで、トレーニング中の集中力も高まったように思いました。「いかに効かせるかを考える」という重要性をようやく認識できたかもしれません。
ここで1コマ分(35分)が終了し、次はインターバルトレーニングへ!
Y personal training gymで使用できるのは、イタリア発のメーカー「Technogym(テクノジム)」のトレッドミルマシン。同メーカーは東京2020オリンピック・パラリンピックにおけるオフィシャルフィットネス機器サプライヤーを務めており、選手村や競技会場にもマシンが導入された実績があります。
今回行なったのは18分間のランニングメニュー。速度はジョギングレベルに設定していただきました。しかしジョギングといえど、傾斜や速度が途中で変化し、心拍数も最高で170まで上昇。終わった後には汗が止まらず、なかなかの疲労感が待っていました。このようにプログラミングされたメニューを実施することで、後日同じトレーニングを行なったときの成長度合いを計測することができるのです。
トレッドミルマシンはジム内に2台設置されており、設置場所は1台ずつ個室になっています。マシンにイヤホンを装着し、動画コンテンツや音楽の視聴も可能なので、「プライベート空間で走りながらリフレッシュしたい」という人にも良いかもしれません。
「まずはしっかりとフォームを固め、徐々に強度を上げていきましょう」と山田トレーナー。
今後のトレーニングに身構えつつ、楽しみにもなりました!
文/森本雄大
撮影協力/Y personal training gym