痩せ型男性のバルクアップへの道#5 ~でかくなる食事の根幹とは?~




VITUP! 読者の皆様、こんにちは!
編集部員の森本です。

バルクアップを目指してのトレーニング4週目。今日も「Y personal training gym(Yパーソナルトレーニングジム)」へ。

今回担当いただくのは田中トレーナー。先日山田トレーナーに食事のアドバイスをいただきましたが、「身体を大きくする食事」とはいったいどのようなものなのでしょうか。やはりタンパク質とカロリーが必要なイメージはありますが……。

質問してみると、田中トレーナーは快く答えてくれました。

「身体を大きくするというのは、ただ太るだけでは成り立ちません。筋量を増やしてこそ理想の身体に近づくことができますよ。ですので、タンパク質の確保は必須ですね。最低でも1日あたり、自分の体重分のタンパク質(体重1kgにつき1gのタンパク質)は摂るようにしてください。不足すると筋肉がつかないだけでなく、筋肉が分解されてしまいます」

「その上で身体を大きくするには、糖質と脂質を含めて余剰カロリーの摂取も必要です。十分なカロリーがあってはじめて筋肉は大きくなりますから。ただ、タンパク質のマイナスは筋量の減少に直結してしまうので、両方が難しいときはタンパク質を優先してくださいね」と田中トレーナー。

ただ体重を増やすだけでは、身体が大きくなるといっても脂肪が増えるだけ。いかに意識して筋量をアップできるかどうかがカギになりそうです。

食事面での学びを得つつ、トレーニングがスタート!
今回も背中、肩、胸を中心に負荷をかけていきます。

トレーニングも徐々にフォームが固まり、軽い重量でも終了後の筋肉痛がしっかりくるようになってきました。

続いてはインターバルトレーニングですが、今日のメニューは普段よりハードでした。

行なったのは「新・ブルーステスト」というもので、マシンのスピード・傾斜ともに高負荷に設定し、ギリギリまで追い込んでいきます。

合計21分間のメニューなのですが、私はラスト1分で限界を迎えてしまいギブアップ……。

「新・ブルーステストは最大強度テストと言いまして、もうだめ……というところでストップさせることで、現状での限界値を知ることができるテストです。ですので、最後まで続けられなくても良いのです」と田中トレーナー。自分の限界値を知り、さらに伸ばしていくことで体力が向上していきそうです。

では、次回をお楽しみに!

文/森本雄大
撮影協力/Y personal training gym