コブラクションテープってなんだ!?




VITUP!読者の皆さん、「コブラクションテープ」をご存知でしょうか? 筋肉の動きをサポートし、障害の予防に効果的と言われる、“新時代のテーピング”です。「コブラ」の名のごとく、独特なウェーブ構造により、「凹凸や曲面にフィットしにくい」「剝がれやすい」「皮膚のつっぱり感や違和感」といった、これまでのキネシオテープの弱点を克服したテーピングとして注目されています。

コブラクションテープは、コブラのナミナミした形状をした伸縮性のあるテープで、基本筋線維の走行に沿って貼ります。関節の動きを良くしたり、痛みを軽減する効果があると言われます。曲面でもフィットしやすいため、肩甲骨や膝など動きがあるとテーピングが剥がれやい箇所にも効果的。どこにでも貼ることができますが、今回はこのコブラクションテープの開発に携わったSAWAKI GYMの澤木一貴代表に、手首の保護についてのお話をうかがいました。

 

「手首には掌屈(手首を手のひら側に動かす)、背屈(手首を甲側に動かす)、撓屈(手首を親指側に動かす)、尺屈(手首を小指側に動かす)と、いろいろな動きがあります。よく動く箇所なので、トレーニングをする方はもちろん、一般の方でも手首の保護にコブラクションテープは効果的だと思います。通常のまっすぐなテープと違ってコブラのような独特な形状をしているため、巻いたときにたるみにくい形状になっています。一番簡単なのはそのまま手首にグルグル巻く貼り方です。ホールド感があるので手首に安心感があると思います。肘が痛い場合は痛いところから手首に向かって貼ってもいいですし、手首のサポーター的な機能を果たすので安心感があって作業ができると思います」

実際、澤木さんにテーピングを貼ってもらうと、非常に手首が保護されている安心感があり、パソコン作業も心なしかスムーズだったような気がしました。トレーニングのときでも、リストラップの簡易版みたいなイメージで使用できるかもしれません。

 

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