2022年5月3日(火)、江戸川区総合文化センター大ホールにて、「IFBB PROFESSIONAL LEAGUE × FWJ BLAZE OPEN」が開催された。
今大会の「ビキニ ノービス ファーストチャレンジ」と「ビキニ+161㎝」クラスにはフィグラ女子として活躍している「とももともも」さんが本格参戦。多くのファンが応援に訪れた。
とももとさんには、VITUP! 編集部も今年3月にインタビューを敢行。その際に「プロカード取得を視野にFWJ挑戦を志している」と語ってくれた。
「FWJはこれまでのモノキニ以上に筋肉量も求められる審査になるので、肩回りやお尻の後ろ、ハムストリングスのカットなどを意識して磨いていこうと思っています。私のキャッチコピーのフィグラ女子と言いはじめたのも、『私にしかできない体で勝負したい』と思ったからなんです。だから、大会に向かってつくっている体でグラビアを撮ったら、それはいい意味で違う作品になると思います。私は私で、自分にしかつくれないものを目指していきたいです」
「自分にしかできない体」を目指してトレーニングを積んできたとももとさん。減量を経て完全に大会仕様の体で登場すると、磨き上げられた美ボディで会場を魅了した。
前回に取材した際と比較するとその差は一目瞭然であり、大会に向けてどれだけの努力を積んできたかが伝わってくる。
まずとももとさんが登場したのは「ビキニ ノービス ファーストチャレンジ」クラス。生涯に一度だけ出場可能であり、過去にオープンクラスで6位以内に入賞していない選手のみを対象としたクラスだ。
とももとさんは審査段階でセンターを獲得すると、この部門で優勝を勝ち取った。あわせて出場した「ビキニ+161㎝」クラスでは4位となったが、約1年ぶりの大会出場で見事に結果を残して見せた。
「フォロワーさんやファンのみなさんに応援していただいて、YouTubeやTwitterでもたくさんのメッセージをいただきました。本当に感謝しています。支えていただいたみなさんに、優勝という形で恩返しできてよかったなと思います」
とももとさんが話すように、大会の待ち時間には多くのファンがとももとさんに差し入れを渡す光景が印象的であった。「コスプレの時からファンだったが、今回ここまで本格的な体に仕上げていて驚きました。ますますファンになりました」という声も聞こえ、彼女の努力に多くの人の心が動かされたことだろう。
とももとさんは今回の挑戦を振り返り、「トレーニングは普段通りでしたが、減量が1年ぶりだったので体調を崩しかけたこともありました。でも自分に負けずに、今まで一番絞ってベストな状態に持っていけたのでよかったと思います」とコメント。
今後の目標について伺うと、「次は今年11月のLÝFT Presents Olympia Amateur Japan 2021に向けて、もう一度鍛え直していきます。プロカードが出る大会なので、チャンスをつかめるようにがんばります」と熱い思いを語ってくれた。
今大会を飛躍へのエネルギーとし、とももとももの挑戦は続いていく。
取材・文/森本雄大
写真/森本雄大
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