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【渡辺華奈のデートするならジムがいい 第39回】5月13日にロンドンで闘います

すでに発表になってますが、5月13日(日本時間14日)にロンドンで開催される『Bellator LONDON』に出場し、オランダのデニス・キーホルツ選手と対戦します。前回は試合が決まってから当日までの時間が短く、調整がうまくいかなかった反省があります。まずは減量、自分のコンディションをうまく試合にもっていくことが大事になります。

 

日本での試合の場合は、ジムの暖房をガンガンきかせてサウナスーツを着て、ミットを打ったり、バイクを漕いだりすれば汗が出るのですが、海外ではそれができません。前回は練習場が寒くてなかなか汗をかけず、走って→動いて→バイクを漕いで→サウナに入ってというのを繰り返して、長い時間をかけてやっと落とした感じでした。体重を落とす段階で消耗してしまった部分もあるので、今回は日本で体重をある程度落としていって、水抜きは少し減らしたいと考えています。

 

 

今回の試合の舞台はロンドンで、過去2回とは環境が違います。ただ、減量には楽な環境ではないと最初から思っていくようにします。日本と海外ではお風呂が違います。日本のお風呂は換気扇を止めて、閉め切ってしまえば湿気で浴室内が暑くなりますが、海外のお風呂はユニットバスで通気性良くて、そこまで浴室内が暑くなりません。また、今はコロナで行動が制限されていて、大浴場やスパがあっても利用できないので、そういうことも頭に入れて調整する必要があります。

 

対戦相手はオランダのデニス・キーホルツ選手。ランニングは自分の一つ上の3位で、キックボクシングをベースとする選手です。ストライカーでありながら、柔道でもオランダのジュニアで3位くらいになっているので腰も重い。自分にとって相性的にはあまり良い相手ではないかもしれません。

 

前回の試合を踏まえて、だいぶ自分のクセや動きが研究されていることはわかりました。キーホルツ選手も打撃で仕掛けてくると予想しています。前回負けてから自分も新しいことにも取り組んで、打撃の練習もしていますが、向こうはキックボクシングのチャンピオンなので、打撃で真っ向勝負するのはリスキーです。しっかり、総合格闘技をやりたいと思っています。そのなかでも相手をビックリさせるような作戦も考えていますし、前回の自分とはまったく別人の自分を見せたいです。

 

 

今回の試合で重視しているのは、レスリングと打撃。相手のスタイルに合わせることなく、自分の良さを出せる試合をしたいです。前回は組むことができなくて、「もっとこれをやりたかった」という後悔がたくさん残った試合でした。自分がやってきたことを出し切れなかったことが、何より残念なことでした。自分は試合をできること自体が嬉しくて、緊張することもないので、とにかく後悔しないように闘いたいです。

 

相手は打撃が強いことがわかっています。それを警戒しすぎて相手ありきで試合を考えると、どうしても後手後手になってしまいます。だから、相手のことを考えるよりも、どうしたら自分のやりたいこと、やってきたことを出せるかを考えて試合をしたい。結果はあくまでも後からついてくるものです。

 

今回の試合場所であるイギリスには、実業団時代に合宿で行ったことがあって、すごく楽しかった思い出があります。イギリスは楽しかった記憶しかなく、今回の試合がロンドンと聞いたときには「やった!」と思いました。いいイメージで試合をして、しっかり勝って、終わった後は1週間くらい観光をしたいところですが、残念ながら今回も弾丸ツアーの予定です。買い物をする時間もないので、勝利という最高のお土産を持って帰りたいと思います。

 

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渡辺華奈(わたなべ・かな)
1988年8月21日、東京都出身。7歳から柔道を始め、高校ではインターハイ2位、アジアジュニア優勝などの実績を残し、東海大進学後、1年時に全日本ジュニア優勝を飾る。卒業後、JR東日本へ入社し、オリンピックを目指して競技を続けた。2017年に同社を退社し、格闘家に転身。同年12月3日にデビューを勝利で飾ると29日にはRIZIN初参戦で実力者杉山しずかに勝利。2021年よりアメリカ格闘技団体「ベラトール」に参戦している。所属はFIGHTER’S FLOW