2022年3月をもって「筋肉を引退」した才木玲佳さん。タレント活動の傍らで取り組んできた、プロレスラーの活動にも本日5月3日をもって幕を下ろした。
才木さんのプロレス生活ラストの舞台となったのは、東京女子プロレス「YES! WONDERLAND 2022~夢の翼を広げ~」後楽園ホール大会。
最後の対戦相手は後輩の遠藤有栖となり、最後の試合にふさわしい熱戦が展開された。
試合でアゴを骨折して以来、リングからは遠ざかっていた才木さん。プロレスへの恐怖心もあったと話していたが、試合後に「人生の中でも一番短く感じる3分で、正直、足りない。プロレス楽しいし、大好きだなって思った」とコメント。変わらないプロレス愛をあらわにした。
勉強、筋トレ、プロレスと何にでも全力で取り組み、結果を出し続けてきた才木さん。3年半のプロレス人生でも幾度となくチャンピオンに輝くなどその努力は本物だった。「引退への思いが一瞬揺らぐほど試合が楽しかった」と思いを漏らしたが、自身の性格的に中途半端な関わり方はできないと、引退の決意が変わることはなかった。
才木さんがプロレス界に残した影響力は、これからも多くの女子選手に力を与えていくことだろう。
— 東京女子プロレス (@tjpw2013) May 3, 2022
実質3年半という短い期間ではありましたが、幸せなレスラー人生でした。
関わってくださった皆様に感謝です。
本当にありがとうございました。 #w_1 #tjpw pic.twitter.com/lrZn7ZjIX2— 才木 玲佳 Reika Saiki (@saikireika) May 3, 2022
後楽園ホール 試合後コメント🎙
才木「有栖とはもっとやり合いたかったなというのが正直なところです。でも今日最後に手を合わせることが出来て良かったですし、デビュー1年ちょっととは思えないしっかりした動きを感じることが出来ました。これからの東京女子での活躍を期待したいです」#tjpw pic.twitter.com/x6c0pbtQpM
Twitterでも関わっていた人々に感謝の言葉を口にし、幸せなレスラー生活だったと振り返った。プロレスを引退しようとも努力を続ける才木玲佳に変わりはない。
筋肉、そしてプロレスを卒業し、新たな道を踏み出す才木さん。これからも多くの人に愛され、さらに活動の場を広げていくだろう。今後の活躍にも注目だ。