6/18(土)、大阪・ドーンセンターにてSUPER BODY CONTEST、SUMMER STYLE AWARD(SSA)、J-CLASSICのコラボイベント『筋肉祭』が開催された。男女計8カテゴリーの競技が行われ、「全体的な肉体の発達状態、バランスの取れたスタイル、自信に満ちた堂々 とした舞台上のパフォーマンス」が審査されるフィットネスモデル部門にて、普段はSSAを主戦場とする川嶋和也が優勝の座をつかんだ。
「大会に向けては毎日有酸素をこなして、かなり減量はきつかったです。まさに“人間を辞めた”3ヶ月間。その過程があり、今日はダブルエントリーをさせてもらいましたが、フィットネスモデルで評価してもらえたのは純粋に嬉しいです」
フィットネスモデル部門は、同日に行われたスポーツモデル部門ほどの筋肉量が求められないため、いわゆる“デカい”身体を持っていなくても優勝のチャンスがあるのは選手にとってはメリット。川嶋も、「僕はバルクがある選手ではありません。だからこそ、カットや絞りで見せていかないといけない。SSAではプロ契約をさせてもらっていてポージングの講師を務めることもあるので、そこで差をつけないといけないと思っていました。今日を終わっても、まだまだ絞れるなというのは反省点でもあります」と話し、多くの選手に優勝という門戸が開かれている競技と言えるだろう。
そうした日々の積み重ねで頂点に立った川嶋だが、もちろんこれで終わりではない。多くのコンテストに出場しながら、さらなる高みを目指して努力を重ねていく。
「次は、まずはJ-CLASSICにも出場しますし、7月末のSSAのプロ戦ももちろん。さらに、下半期のJ-CLASSIC、筋肉祭、そして再びSSAのプロ戦も狙っています。僕としては、『年間を通して絞れている身体』でいたい。映える姿を皆さんに見せるという使命感を持って、これからもステージに立っていきたいと思います」
文・写真/木村雄大