「ホッとしています。まずはそれだけですね」
6/18(土)、大阪・ドーンセンターにてSUPER BODY CONTEST(SBC)、SUMMER STYLE AWARD(SSA)、J-CLASSICのコラボイベント『筋肉祭』が開催され、女子のモノキニを着用してのカテゴリー「ビューティーフィットネスモデル」で優勝した前川紗希は大会後、胸をなでおろしながらそう語った。
『筋肉祭』は業界初の3団体コラボレーションコンテストとして昨年にスタートし、2022年は2大会を開催予定。前川が出場した「ビューティーフィットネスモデル」はSSAでも人気のカテゴリーで、SBCでも今年からモノキニ部門がスタート。全8カテゴリーでが開催された本大会でも最多の13人が出場した競技であるが、前川はSSAの本カテゴリーでプロ契約を結んでいる選手であり、決して負けられない戦いであった。
「SSAではプロ選手として、ポージングの講師や審査員の経験もさせていただいています。どういう身体が評価されるのか、どういうポージングが求められるのか、日々研究し、このビューティーフィットネスモデルで勝つための試行錯誤をしてきました。なので、プレッシャーもすごくあって緊張したたのですが、今日は自分のステージを見せることができ、こういう結果という形になって嬉しいですし、ホッとしていますね」
プレッシャーに打ち勝ち、見事に勝者となった前川。7月にはSSAのプロ戦を控えており、当然そこでの結果も求めていくことにはなるが、彼女にとっての目標はそれだけではない。
「私自身は結果よりも、私が頑張っている姿を見て、皆さんがフィットネスに関心を持ってくれることが嬉しいと感じています。こういったコンテストに出場することを通して、フィットネスを盛り上げていければと思います」
文・写真/木村雄大