池袋サンシャインシティで開催されたコスプレイベント「アコスタ池袋」(6月25日~26日)。多くのコスプレイヤーで賑わう同イベントは、今回も多くのコスプレイヤーが参加し大盛況となった。そこでVITUP! 編集部が、筋肉自慢・スタイル自慢のコスプレイヤーたちに取材を敢行し、その秘密や人物像を探っていく。インタビュー10人目は、今回女装に初チャレンジしたという、ぎちょーさんに話を聞いた。
ヒロイン姿の裏には、積み重ねたトレーニングがあった
――引き締まった腹筋ですね。何か日頃からトレーニングをされているのですか。
「自宅での自重トレーニングを、2日に1回ペースで行なうようにしています」
――今回は女装だと思うのですが、女装をする上で気をつけていることはありますか。
「普段は男装がメインなので、女装はレアなんです。筋肉がついていた方が締まって見えるので、鍛えるようにしていますね。男性として筋肉はつけたいんですけど、がっちりしてしまうと女性らしさがなくなってしまいます。引き締めつつ、がっちりしすぎないバランスを目指しました。衣装も工夫して、体型を女性らしく見せるようにしています」
――バランスが難しいですよね。コスプレのために目指している体はどういったイメージですか。
「洋服をしっかり着こなせる体を目指しています。自分は今25歳なのですが、周囲の友達でも太って体型が変わってきている人も珍しくありません。ある程度は鍛えたいなという気持ちがあります」
――体を鍛えるのは、コスプレのために行なっているのですか?
「コスプレと健康維持のために行なっています。コスプレは体力も使うので、よりコスプレを楽しむために運動もするようにしています」
――コスプレを始める前は、運動はしていましたか。
「プールで泳いだりはしていましたが、気が向いたらやる程度の頻度でしたね。その他にはあまりしていませんでした。コスプレをするようになって、人に見られているという意識が生まれたのでそこから本格的に始めました。トレーニングもそうですが、コスプレでは早寝早起きしたり、重い物を持ったりもするので、健康な生活に近づいていると思います」
――ちなみに、コスプレを始めたのはいつ頃からですか?
「6年くらい前から始めましたが、体を本格的につくり始めたのは最近だと思います」
――今回、女装をやろうと思ったきっかけは?
「今回、ペアでやる方とスケジュールが合ったこともあって、挑戦してみようと思いました。ディズニー好きなのですが、なかなかやる機会がなかったので、今回実現できてうれしいです」
――実際、女装をやってみてどうですか。
「実現するためにトレーニングや衣装づくりをがんばったので、形にできてよかったです。ただ思いのほか衣装が暑くて、どうしようかと思っています(笑)」
――体づくりやコスプレにおいて、これから目指したい目標はありますか。
「夏に向けて、水泳が題材になっている『Free!』というアニメがあるので、そのキャラのコスプレができるようにがんばりたいと思います。次は男装なので、男性らしい体をつくっていきます」
◆ぎちょーさん(@Chairman_disney)
取材・文・写真/森本雄大