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「コンプレックスだったお尻が好きになり強みになった」塚原奈美が初出場でモノキニ部門戴冠【SBBF×SBC】




静岡県ボディビル・フィットネス連盟とSuper Body Contestによる同日開催のコンテスト「SBBF×SBC」が、8/6(土)に静岡・菊川市文化会館アエルにて開催され、今年から新設されたモノキニ着用のカテゴリー「SBC MONOKINI」で、塚原奈美が初出場・初優勝を果たした。

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普段は山梨県でヨガインストラクターとして活躍する塚原。ステージに立つのはこの日が初めてであり、「自分を変えるチャンスだと思ってここに来ました。足が震えるほど緊張していたのですが、自分としては満足できるパフォーマンスを見せることができたと思います」と話す。コンテストデビューとは思えないほど優雅で堂々としたパフォーマンスで見事優勝の座を手にした入れたわけだが、モノキニの競技で求められるS字のボディライン、特にヒップはもともと弱点部位だった。

「お尻は私のコンプレックスでしたが、自分の身体と向き合う中で今ではそのお尻が強みになり、好きな部位になりました。今日に至るまでは弱点だった肩周りや背中を改善しつつ、お尻をしっかりと見せることができたのではないかと思います」

弱みを強みに変えることで勝ち取った栄冠。全国大会にあたるSBC FINAL(12月に埼玉で開催予定)での躍進はもちろん、自分の姿を人に見てもらうことで誰かの力になることも、彼女がコンテストに出場する上での目標の一つだ。

「FINALに向けては、“場慣れ”がまだ必要だと思っています。緊張していても、もっとステージを楽しめるように。あと一つどこかの大会に出場して経験を積んでから挑みたいと思います。

私は、影響のある人になりたい、誰かの頑張る力になりたい、そういう思いからこのSuper Body Contestへの出場を決意して4月から約5ヶ月間、減量やポージングの練習に励んできました。今日は、自分のコンプレックスだった部位を強みに変えることで優勝という結果を得ることができました。見てくれた人の力になれば嬉しいですね」

取材・文・写真/木村雄大