8/21(日)、Super Body Contestの東京大会(TOKYO07)が東京・サンパール荒川にて開催された。TREND部門でChampion of the show(総合優勝)に輝いたのは、今大会で3度目の総合優勝を勝ち取った古賀真理愛だ。
「無事に優勝できてほっとしています。今回は東京大会の連覇もかかっていたので、大会前からプレッシャーがすごくて。自分を追い込んでしまった部分もありました」
ストイックな性格からか重圧も大きくなる。そんな古賀の励みになったのが、いつも支えてくれる家族の存在だった。その最中で今大会から新設されたKIDS部門に、「自分も出場したい」と息子からうれしい声が飛び込んだ。
「『ちゃんとできるかな?』と心配もありましたが、すごくうれしかったですね。家族と一緒にコンテストに出るのは夢でもあったので、叶えられて幸せでした」
家族の応援を力に変えた古賀はステージで躍動。磨き上げられた体で会場を魅了した。美しさを増していくボディの秘訣を聞くと、日々の努力の断片が見えてきた。
「去年はSBC FINALのTREND部門・MONARCHクラスで日本一になれたのですが、総合優勝を逃してしまいました。その時のフィードバックでお尻が課題と言っていただいたので、集中してお尻の強化に取り組んできました」
古賀は課題を克服するため、トレーニングメニューの改革に着手。自重メインだった下半身種目を見直し、マシンを使ったウエイトトレーニングを取り入れるよう工夫した。時には従来の方法も見直し、ストイックに自分を磨く姿勢が、彼女の強さを裏付けているのだろう。
「お尻は大分変わったと思います。昨年逃したSBC FINALでの総合優勝に向けて、残り期間もしっかり取り組んでいきます」
女王の目に映るはファイナルの頂のみ。これから先も、彼女の歩みが止まることはない。
取材・文・写真/森本雄大