8/21(日)に東京・サンパール荒川にて開催されたSuper Body Contest(SBC)の東京大会(TOKYO 07)にて、川村秋が男子TREND部門の覇者となった。
昨年もSBCに出場し、静岡大会(SHIZUOKA 12)でTREND部門の総合優勝に輝いた川村。その後は年末のFINALに臨んだものの、予選落ちと悔しい結果になってしまう。
「昨年のFINALに向けて減量は上手くいったんですけど、本番1週間前のコンディション調整が間に合いませんでした。次こそは改善しようと誓いました」
彼の職業はパーソナルトレーナーであり、つね日頃からお客様の体と向き合っている。だからこそ、自分の環境が恵まれていると感じるのだという。
「自分はトレーナーなので、日頃から体づくりに専念することができます。ある意味、減量ができて当たり前、体をつくれて当り前なんですよね。むしろお客様のほうが仕事の付き合いで飲み会などもありながら、その中でも意識を高く持って減量しないといけない。同じ体づくりでも、トレーナーよりつらいことを行なっていると思います。だからこそ自分も減量など、大会に向けてつらい経験をして、お客様と信頼関係を築きたいと思いました」
今大会では昨年の反省を糧に、徹底した自己管理を実施。「すべてが上手くいって、予定通りの減量とコンディションづくりができました」と手応えをつかんだ。
総合優勝を手にした川村の目に映るのはFINALの頂のみ、昨年の悔しさをバネにして、最高の結果を掴みにいく。
「次の目標は12月に行なわれるFINALで優勝することです。それしかないですね。僕の挑戦で、お客様にも伝わるものがあればいいなと思います」
取材・文・写真/森本雄大