自慢の絞りで細身部門制覇の實松健志郎。「地元福岡で負けるわけにはいかなかった」【Super Body Contest FUKUOKA 08】




Super Body Contestの福岡大会(FUKUOKA 08)が、9/11(日)に福岡・パピヨン24ガスホールにて開催され、實松健志郎がSBC部門、TREND部門、COLLECTION部門SBC DENIMの3冠に加え、TREND部門ではChampion of the show(総合優勝)に輝いた。

「どのカテゴリーにおいても共通して言えることですが、自分は絞りが武器なので、ステージに立つ上ではしっかりと絞り切って皆さんと勝負することを重要なポイントとして考えています」と、自分のストロングポイントをステージ上で最大限に生かしつつ、「SBC部門ではとにかく大きく見せる、TREND部門は美しく見えるように軸をしっかりとる、SBC DENIMでは自然な感じで、かっこいい自分をアピールすることを意識しました」と、それぞれ見せ方に変化をつけながら、見事に4つのメダルを手にした。

實松は、昨年のSBC FINAL(決勝大会)でもTREND部門LEGEND(40歳~)クラスを制した実績を持っており、「今年もFINALでの総合優勝を目指しているので、地元の福岡では負けるわけにはいかないと、強い思いで臨んだ」と、絶対に負けられない戦いであったと話す。強敵が並んだ今大会において3部門でのクラス優勝は十分すぎるほどの結果ではあるが、大会後のバックステージではSBC部門とSBC DNIMで頂点を逃した悔しさも滲ませており、12月のFINAL大会に向けて、さらなる研鑽を積んでステージに立つと誓っている。

「今回は3つも金メダルをいただけて嬉しいですが、SBC部門とDENIMでは課題が残ったと感じています。本命であるTREND部門では総合優勝を目指しつつ、FINALでもトリプルエントリーをしようと思っているので、課題をクリアにして臨みます」

文・写真/木村雄大