トレ歴半年、キュートな笑顔と美ボディを武器に駆け上った豆田由莉がモノキニ部門女王に【Super Body Contest FUKUOKA 08】




鍛えられた肉体美、美しく磨かれた健康美をエンターテインメントとして、より格好よく、より美しく楽しめるイベントとして注目を集めるSuper Body Contest(SBC)。中でも今年からスタートしたモノキニ着用カテゴリ―「SBC MONOKINI」は、コンテスト初心者でも出場しやすい競技として、大会を経るごとに人気が高まっている。

【フォト】SBC TIGHT&SBC MONOKINIに出場した全選手の美ボディギャラリーはこちら

9/11(日)に福岡・パピヨン24ガスホールにて開催された福岡大会の当部門優勝に輝いた豆田由莉もその一人。「トレーニング歴は?」と問うと、「はじめたのは半年前ぐらい。海外留学から帰ってきたら太っていて、これはまずいトレーニングをスタートしたらのめり込んで、ここまできてしまいました」とのことで、わずか半年で一気に階段を駆け上り、優勝という素晴らしい勲章を手にすることになった。

今回が初めてのボディコンテストということもあり、序盤はやや緊張の面持ちだったものの、審査が進むにつれてキュートな笑顔が輝きを増していく。とくに決勝比較審査では、豆田をセンターにしての5人での比較、準優勝の染谷千那弥をセンターにしての5人での比較、そして豆田と染谷のみでの比較と、審査は難航。そのような中でも、「審査員の方が悩まれていたのはステージからも見えていたので、もっと私のことを見てくれという思いで、見つめていました(笑)」と話し、優勝争いを心から楽しんでいるようであった。

結果としては、わずか10点差(500点満点)で豆田が勝利。SBC史上でもなかなかない僅差での優勝となった。

「正直、コンテストに向けた調整がキツくて何度もやめようと思いましたが、何とか今日という日を迎えられ、出て良かったと思います。緊張して動きが早くならないように、堂々と見せることはできたと思いますが、減量によって筋肉量も落ちてしまったのは課題です。次はその課題を克服して臨みたいと思います」

豆田の他にも、優勝を手にした選手の中に今回のコンテストが初ステージであった選手がおり、誰でも輝けるチャンスがある大会、それがSBCとも言えるだろう。福岡で誕生したニュースターが、次は12月、全国大会の舞台でさらなる高みを目指してステージに立つ。

文・写真/木村雄大