10/1(土)、日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)が主催するフィットネス競技の日本一決定戦「JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2022」(以下、グラチャン)が東京・北とぴあで開催され、ボディフィットネスでは大谷美咲が昨年に続く連覇を達成した。
「やっと国内の大会が終わって、ホッとしています」と、バックステージで胸をなでおろした大谷。審査結果は、審査員全員が1位票の完全勝利であり、もはや国内では向かうところ敵なしとも言えるが、それでも本人は「不安が大きかった」と話す。
「正直プレッシャーはすごく感じていました。今年はアウトラインの強化を一番にやってきましたし、ステージ上で緊張もなかったのですが、いつも不安を感じながらステージに立っているんです(笑)。実際に立ってみないと、自分がどういう状態なのか、コンディションがどう見えているのかはわからないので」
とはいえ、身長別決戦のオールジャパンもパーフェクト、このグラチャンもパーフェクトということもあり、約2週間後に迫ったIFBB世界選手権は、大きな日の丸を背負って挑むことになる。
「あまり時間もないので、できることは限られていますが、自分のベストコンディションがどのような状態なのか、今日の動画などを見て調整していきたいと思います。世界選手権は挑戦者として学び、そしてまた来年も、連覇を狙っていきたいと思います」
取材・文・写真/木村雄大