明日、ボディビル日本一が決定。相澤隼人の連覇か?ベテラン勢の王座強奪なるか?若手の躍進は?【ミスター日本プレビュー】




明日10/9(日)、2022年の男女のボディビル日本一決定戦「第68回男子日本ボディビル選手権」「第40回女子日本フィジーク選手権」がメルパルクホール大阪にて開催される。男子は42名、女子は27名がエントリー。まだ声を出しての観戦はできないが、最高峰の盛り上がりを見せるのは間違いない。

男子日本一「ミスター日本」の筆頭は、昨年に22歳ながら頂点に立った相澤隼人であるのは間違いない。昨年までは日本体育大学に在籍しながら研鑽を積んできたが、今年は社会人となり、トレーナーとして活動しながら各地でゲストポーザーとしてステージに立つなど多忙な1年であったであろう。

一方で、前回大会後にYouTubeチャンネルを開設し、ステージとは異なる柔和な表情も多く見せ、充実の日々を過ごしているようだ。年齢を考えば、昨年からのさらなるスケールアップは間違いなく、今年最初で最後の真剣勝負の場でどんなボディを披露してくるのか、非常に楽しみだ。

実績を積み上げ、昨年2位に上り詰めた木澤大祐(47)は、今年も過去の自分越えを宣言。3位の須山翔太郎(41)は出場が心配されたものの、「今までの様に優勝目指して!と言う感じで挑むと精神的に疲れて続けれなくなってしまうので、そう言う想いとはお別れしましたが、今年はなるべくひと昔前のコンテスト体重を残して出れればと思ってます」とSNSで投稿。4位の加藤直之(41)も含め、虎視眈々と相澤超えを狙うベテラン勢にも期待したい。

また、横川尚隆ら筋トレ界隈のYouTuberや識者らも上位進出を予想するのが、若手の注目株の吉岡賢輝(27)と杉中一輝(23)の2人。吉岡は今年のジャパンオープン選手権で優勝し「6位以内を狙いたい」と、ジュニア選手権王者の杉中は「(師である)木澤さんとステージで並びたい」とそれぞれコメントを残しており、令和のボディビル界を彩る存在としてファンの期待も大きい。

明日は13時より開会式がスタート。1次ピックアップ、2次ピックアップ、予選審査、決勝審査を経て、17時頃に表彰式の予定だ。応援TVにてライブ配信も予定されているので、会場に足を運べない方は、ぜひオンラインで「ミスター日本」決定の瞬間を見守ってほしい。

文・写真/木村雄大

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