「課題は完全に絞りとポージング。日本大会に出るならもっと突き詰めないといけないです」
10/10[月・祝]に日野市民会館にて行なわれたSUMMER STYLE AWARD 関東予選のスタイリッシュガイ部門にて見事オーバーオール優勝を勝ち取った鵜野捷平。サマスタへの出場は2018年以来、実に5年ぶりになるという。
「この5年間はひたすらトレーニングを楽しんでいて、特にコンテストは意識していなかったです。ただ、今年からトレーナーとしてフィットネス業界に足を踏み入れたので、改めて自分の体に喝を入れるために出場を決めました」
久しぶりの大会出場で、いきなりのオーバーオール優勝となったが、「今回は勝たせていただきましたが、仕上がりは全然で、日本大会じゃこうはいかないかなと…」と手放しに喜ぶ様子はなかった。
「今大会を通じて、さらに日本大会に目線を変えられたので、そこに向けて本気でトレーニングをやるだけ。これまでと何も変わらない日常を過ごすのみです」
非常にシンプルで、よどみのない力強い意気込みでインタビューを締めくくった。彼が目指す先はすでにファイナルに向かっている。
写真・取材・文/中野皓太