今月18日から22日にかけて、韓国栄州市で「IFBB世界フィットネス選手権」が開催された。日本からはビキニフィットネスの国内トップ選手である安井友梨さん、ダンシ―あずささんを始め、実力者たちが出場。実力伯仲の熱戦が繰り広げられる中、日本勢は堂々たる結果を残した。
とくに注目が集まったのが、7度目の世界選手権挑戦となった安井さんの結果。大会前に自身のブログで「たとえ1000回失敗を繰り返しても、やることはただ一つ『石ころにつまづいただけ』と再び立ち上がり1001回目の挑戦をするだけ」と綴っていたように、悲願の世界一に向け強い思いを持って臨んだが、結果は惜しくもビキニフィットネス準優勝。2年連続世界2位は立派な勲章であるものの、目標に届かなかったことに悔しさを噛みしめた。
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【安井友梨さんInstagram(yuri.yasui.98)より】
大会後には自身のInstagramで「私の競技人生において、優勝からよりも負けや挫折から学ばせてもらったことの方が多かったです。今回の準優勝という挫折からしっかりと学び、一回り成長したビキニフィットネス選手・安井友梨になって皆さまにまたお目にかかれたらと思っております」とコメント。「応援本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます」とファンへの感謝を表明して締めくくった。
また、同じく日本選手として注目を集めたダンシーあずささんは、ビキニフィットネス[WOMEN’S BIKINI UP TO 160cm]で自身初の世界選手権3位入賞。10月1日の「JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2022」では安井さんをあと一歩まで追い詰めた実力者が、世界の舞台でも実力を証明した。
ダンシーさんの活躍にフォロワーからは「おめでとうございます!」「同じ日本人として、本当に誇らしいです」など祝いの言葉が集まった。
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【ダンシ―あずささんInstagram(az.dancy)より】
その他にも、女子フィジーク一般の部で3位となった澤田めぐみさん、ボディフィットネスマスターズの部準優勝&一般の部3位の大谷美咲さんなど、日本勢が世界の舞台で堂々の結果を残した。今後は悔しさを滲ませた安井さんはもちろん、各々がそれぞれの思いを胸に研鑽を積むだろう。日本女子選手たちの今後の活躍からも目が離せない。