スポーツモデル優勝は上野あつし。1日5時間のラストスパート有酸素で絞り上げる【関東筋肉祭】




SUPER BODY CONTEST、SUMMER STYLE AWARD(SSA)、J-CLASSICの3団体コラボイベントとして、10/30(日)に東京・江戸川区総合文化センターで開催された『筋肉祭』。6月の関西大会に続き、今年2回目の大会として関東で開催され、スポーツモデル部門ではSSAを主戦にする上野あつしが頂点に立った。

「他団体の選手も出てきている大会であり、サマスタの代表としてどうしても結果を残したかったので、優勝することができて良かったです」と話す上野。比較審査では、4人、3人、2人と上位候補が絞られていく流れとなっており、進むにつれて観客も選手たちもヒートアップ。最後の2人に絞られると「よっしゃ!」とつい声を上げてしまう場面もあり、「いつもとちょっと違う雰囲気だったので、祭りらしく、ちょっとはしゃいじゃいましたね(笑)」と大会を振り返る。

スポーツモデルはボディビルのような隆々とした筋肉量は求められないものの、バランスの良さや筋肉のカット、絞りなどが審査基準となる。上野もこの大会に向けては、仕事とのバランスをとりながら、ラストスパートの追いい込みで見事に絞り上げたボディでステージに立った。

「1週間前までなかなか仕上がらなかったんです。なので、脂肪をとるために毎日5時間、有酸素をすることで仕上げることができました。朝晩で2時間半ずつ5日間やって、最後の追い込みが結果につながりましたね」

今年の最終戦は、12/3(土)に東京で開催されるSSAのプロ選手が集い、今年の日本一を決定する「JAPAN PRO GRAND PRIX」。当然上野も、このステージでの躍進を狙っている。

「ここからさらに仕上げて、同じくプロの選手たちに勝ちたいと思います」

取材・文・写真/木村雄大

【大会リポート】10/30(日)開催 関東筋肉祭