10/30(日)、東京・江戸川区総合文化センターにてSUPER BODY CONTEST、SUMMER STYLE AWARD、J-CLASSICのコラボイベント『筋肉祭』が開催され、ビューティーフィットネス部門で千原由理奈が頂点に立った。
「今日は、絶対に優勝したかったんです」
そう強く思っていたのには理由がある。昨年まで彼女は、プロ野球オリックス・バファローズの公式ダンス&ヴォーカルユニットBsGirls(ビーズガールズ)の一員として活動しており、奇しくもこの日は同じ東京の神宮球場でバファローズは、勝てば日本一決定となる日本シリーズ第7戦を東京ヤクルトスワローズと戦うことになっていた。
「自分も優勝して、バファローズの日本一につなげたいなと思っていました。今年は6大会目ですが、ビューティーフィットネスモデルというカテゴリーは、筋肉がバキバキすぎてもダメだし、肩も張り出し過ぎてはダメ。きれいなVシェイプでこのカテゴリーに合う身体をつくってきましたし、自分の弱点を強化し、ポージングに生きるトレーニングをしてきたので、こうして優勝をいただけて本当に嬉しいです」
見事に優勝を勝ち取った彼女は大会後、江戸川区から神宮球場へ都内を猛ダッシュ。バファローズが5-4で勝利し、球団26年ぶりの日本一となる瞬間を見届けた。昨年も同カードでの日本シリーズだったが、彼女はBsGirlsとしてグラウンドでスワローズの胴上げを目にしており、相当な悔しさがあったであろう。それだけにこの日の歓喜はひとしお。「こんな日があってもいいのかという一日でした」と自身のSNSで投稿している。
こんな日があってもいいのかという一日でした。
周りの方に本当に感謝です。#オリックス・バファローズ #SMBC日本シリーズ2022 pic.twitter.com/KY9Edrk7c6
— 千原 由理奈 (@yurina_chihara) October 30, 2022
彼女の次戦は、12/3(土)に東京・TFTホール1000にて行なわれるSSAのプロ戦「JAPAN PRO GRAND PRIX」となる。
「1年の集大成に向けて、気持ちを引き締め直して頑張りたいと思います」
バファローズの日本一から得たパワーを今度は彼女自身の力に変え、総てをつかむために、光を目指して進んでいく。
文・写真/木村雄大