IFBB世界男子選手権から日本代表選手が帰国。気になる結果は




11/2~7にスペイン/サンタ・スサンナで「IFBB世界男子選手権大会」が開催された。ボディビル、クラシックボディビル、クラシックフィジーク、メンズフィジーク、マスキュラーメンズフィジークの5カテゴリーで世界王者を決める大会に、日本からは24名が派遣された。大会から数日がたった現在、出場した日本人選手の多くが自身のSNSで結果を報告している。

バズーカ岡田こと岡田隆は、ボディビルマスターズ40-44歳70kg以下で3位に入賞。「集大成でした」と語るように、過去最高の仕上がりかつ身体のコントロール方法も創出できたことで「ビルダー、研究者として満足です」とコメントした。本大会には、佐藤悠介や五味原領ら日体大ボディビル部関係の選手たちも出場しており、教え子たちとともに世界の舞台に立てた喜びも伝えている。なお、日本王者の相澤隼人は、大会前日のPCR検査により陽性反応が出たため、残念ながら欠場となった。

メンズフィジークでは、今年のジュニア王者の川中健介が173cm以下で4位に入賞。3位にあと1点届かなかったことに悔しさをにじませながらも、「また帰国したら一から頑張ろうと思います」と決意を新たにした。世界基準の今大会では日本トップの伊吹主税や長澤秀樹を上回る成績を残すこととなり、現在は大学3年生ながら、来年からは一般部でのさらなる躍進が期待される。

https://twitter.com/kensuke_110101/status/1589162710880890887

その他日本人では、大島健一郎がメンズフィジークマスターズ40-44歳で優勝をはたし、170cm以下で2位、オーバーオールでは3位に輝いた。また、田村宜丈もマスターズ50歳以上で優勝し、170cm以下で2位、オーバーオールでは3位。メンズフィジークにおいては、ベテラン勢の活躍が光る結果となった。

最高の成績を勝ち取った選手もいれば、悔しい結果に終わった選手もいる。世界を経験した選手たちが、今後どのような活躍を見せるかにも注目だ。

出場者の結果は以下の通り。

加藤直之
ボディビルマスターズ40-44歳70kg以下:2位
ボディビル70kg以下:7位

井上裕章
クラシックボディビルマスターズ50歳以上:3位
クラシックボディビルマスターズ45歳以上:4位
ボディビルマスターズ50-54歳80kg以下:6位
クラシックボディビル171cm以下:8位

岡田隆
ボディビルマスターズ40-44歳70kg以下:3位

角田信朗
ボディビルマスターズ60歳以上:5位

佐藤悠介
クラシックフィジーク180cm以下:11位
ボディビル75kg以下:13位
クラシックボディビル175cm以上

金澤利翼
ボディビルマスターズ60歳以上:12位

相澤隼人
欠場

徳岡優生
クラシックフィジーク168cm以下:2位
クラシックボディビル168cm以下:9位

小澤亮平
クラシックボディビル175cm以下:6位

渡部工兵
クラシックボディビル175cm以下:7位
クラシックボディビル168cm以下:8位

石井輝男
ボディビル65kg以下:9位
クラシックボディビル50歳以上:9位
クラシックボディビル168cm以下:12位

五味原領
クラシックボディビル175cm以下:6位
クラシックフィジーク171 cm以下:6位
クラシックボディビル171cm以下:7位

白井寛人
クラシックボディビル180cm以上:10位
クラシックフィジーク180cm以上:11位

大島健一郎
メンズフィジークマスターズ40-44歳:優勝
メンズフィジーク176cm以下:5位
メンズフィジークマスターズオーバーオール:2位

田村宜丈
メンズフィジークマスターズ50歳以上:優勝
メンズフィジーク170cm以下:2位
メンズフィジークマスターズオーバーオール:3位

関口貴夫
メンズフィジークマスターズ45-49歳:3位

木村拳太
メンズフィジーク170cm以下:4位

川中健介
メンズフィジーク173cm以下:4位

伊吹主税
メンズフィジーク173cm以下:5位

長澤秀樹
メンズフィジーク173cm以下:6位

穴見一佐
メンズフィジーク176cm以下:7位

山本晴也
メンズフィジーク173cm以下:9位

直野賀優
メンズフィジーク182cm以上:16位

福原俊介
マスキュラ―フィジーク:12位