タイトドレス一本勝負で総合優勝達成の砂時計ボディ・渡辺彩理。「自分のなりたい身体がここにある」【Super Body Contest KAMAKURA 11】




Super Body Contest(SBC)の2022年最後の予選大会となる鎌倉大会(KAMAKURA 11)が、11/13(日)に神奈川・鎌倉芸術館にて開催された。SBCは競技的な側面のみならずエンターテインメント性も重視される大会であり、その象徴とも言える女子カテゴリーが、タイトドレス着用の「SBC TIGHT」。今年からスタートした新カテゴリーであり、「砂時計ボディ」が評価されるコンテストである。

「まだ実感がないです。ふわふわしています」と話すのは、鎌倉大会のTIGHT部門で総合優勝を獲得した渡辺彩理。彼女は8月に開催された「SBBF×SBC」のSBC部門CHARM (女子 18歳~29歳)クラスで2位、TIGHT部門CHARM (女子18歳~39歳)クラス優勝の実績を持つ。このTIGHT部門に関しては新設されたばかりということもあり、当時の彼女のように、“SBC部門に出つつ、TIGHTも出てみよう”とダブルエントリーする選手が多い印象だ。

だが彼女はこの鎌倉大会でTIGHT部門で一本勝負。それには確固たる理由があった。

「自分自身の身体と向き合っていく中で、TIGHT一本でいきたいなと思いました。自分のなりたい身体が、TIGHTの基準と合致しているんです。私の強みは、出る部分はしっかりと出るS字のアウトライン。それをしっかりアピールできるのが、このカテゴリーだと思うので。もちろんダブルエントリーするかも迷いましたが、他のカテゴリーにも出るとちょっと疲れてしまうのもあるので、TIGHTに集中しました」

目指すは、決勝大会「SBC FINAL」でも頂点に立ち、初代女王の座を手に入れることだ。

「鎌倉大会に向けても、肩やお尻など出る部分はしっかりパンプするように、こまめにトレーニングを積んできました。FINALでも、TIGHT一本に絞って日本一を獲れるように。今よりも3、4…5絞りして、120点の身体で臨みたいと思います」

自分の好きな、なりたい身体が評価されるカテゴリーで日本一へ。注目の決戦は、12/10(土)に埼玉・サンシティ越谷で開催される。

 

取材・文・写真/木村雄大

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