東大No.1の肉体を決める真・ミスター東大が、11月19日(土)に東京大学・駒場キャンパスで行われた『駒場祭』内にて開催された。本大会は、東京大学運動会B&W部(ボディビル&ウェイトリフティング部:通称ビーダブ)主催のボディビルコンテスト。ここでは激戦を勝ち抜き、真・ミスター東大で2位に輝いた若林恭佑選手(3年)のインタビューをお届けする。
全力でステージを楽しめた
――まずは大会を終えての感想をお願いします。
若林 真・ミスター東大はコロナ禍でしばらく開催されていなかったので自分は見たこともなくて、「内輪で盛り上がるだけになってしまうんじゃないかな」と、実はちょっと不安に思っていました。でも今日はたくさんのお客さんに来ていただいて、楽しんでもらえたので良かったです。観客の中には、今年の学生ボディビル選手権に出場されていた選手も見に来てくれていて、うれしかったですね。
――そんな中、大会では準優勝。声援も多く聞こえてきました。
若林 そうですね。ただ、優勝した三浦研太郎さんの迫力がすごくて、ステージ上でもわかるくらい筋肉が大きかったです。三浦さんはB&W部の部員ではなく学生ボディビル選手権にも出ていないのですが、部員ではない人とも一緒のステージに立てるのはこの大会の良いところの一つではないかと思います。
――大会に向けての調整はいかがでしたか。
若林 実は、まったく絞らずにこの大会に臨みました。学生ボディビル選手権ではもちろん勝つために絞り切る、苦しくてもやるという感じで調整をしましたが、この大会においてはその部分はほどほどにして、ステージを楽しむことをメインにやれました。ステージ前も、ステージ上でも、全力で楽しむことができたのですごく良い経験になりました。
――関東学生ボディビル選手権大会ではボディビルとフィジークの両方に出場されていましたが、今後はどちらかのカテゴリーに絞っていくのでしょうか。
若林 自分としてはボディビルがかっこいいと思っているので、来年はボディビル一本で勝負しようと思っています。今年も関東大会ではフィジークにも出ましたが、全日本大会ではボディビル一本で臨むために、フィジークは棄権させてもらいました。来年はすでにボディビルだけに目標を絞っているので、そこで全力を出せるようにがんばります。
――目標に向けて何か取り組んでいることはありますか。
若林 今シーズンのボディビルの大会はこれで終わりなので、今はパワーリフティングの大会に向けてトレーニングをしています。ボディビルでは今年の課題として、バルクで他の選手にかなわないというところがありました。特定の部位ではなく、全体的にもっと重量を扱っていかないと勝てないと感じたので、まずはそこにポイントを置いてトレーニングをして、筋肥大につなげていきたいです。
――特に自信のある部位はありますか。
若林 正直、自分の体は突出して優れているところがなくて(笑)。良く言えば、全体としてバランスが良い、見ていてかっこいいフォルムが魅力だと思っています。学生ボディビル選手権には部分賞があるので、今後につなげていくためにも、何かひとつ強みをつくることも目指していきたいと思います。
取材・文・写真/シュー・ハヤシ