12月2日(木)日本時間午前4時にドーハのハリファ国際競技場にて1次リーグE組最終戦が行なわれた。ここまで1勝1敗の日本は世界ランキング7位のスペインと対戦。東京五輪ではスコア1-0で敗北した因縁の相手だ。
試合は前半からスペインに攻め込まれ、前半11分にスペインのモラタのヘディングシュートで先制。その後は、何とか持ちこたえ最小失点で後半を迎えた。
すると、後半には形勢が一変し、後半3分には堂安律が左足を振り抜き試合を振り出しに戻すと、同6分には、三笘薫の決死のアシストから田中碧が押し込み逆転。そのまま逃げ切り、勝ち点6でE組首位でグループリーグを突破し決勝トーナメント進出に成功した。
決勝トーナメント初戦は、前回大会準優勝のクロアチア。FIFAランキングは現在12位で、今大会のヨーロッパ予選では首位通過をはたした強敵だ。
日本代表史上初のベスト8に向け、何とか攻略したいところだが、株式会社JX通信によるAI予想によると、ベスト8への進出を懸けて対戦するクロアチアへの勝利確率は32.3%(同2日7時時点)ということが分かった。そして、クロアチアに勝利した場合の次戦の対戦相手はブラジルになる可能性が72.9%と非常に高いことがわかった。
ちなみに、今大会の優勝国 の最有力は優勝確率18.9%のブラジル。次にアルゼンチン(14.9%)、スペイン(12.4%)が続くとのこと。
AI予想でも日本のベスト8進出は難しいとの判断がなされたが、日本のグループリーグ突破の確率が26.1%(スペイン戦前時点)であったことを考えれば、またクロアチアに対しミラクルを起こしてくれるのではないかと期待が高まる。
運命の一戦は日本時間12月6日午前0時にキックオフだ!