Super Body Contest(SBC)の決勝大会となる『SBC 2022 FINAL』が、12/10(土)に埼玉・サンシティ越谷にて開催され、細身ボディが評価される「TREND部門」にて森尾真己がChampion of the showに輝いた。
「嬉しさに溢れています。すごくたくさんの方に支えていただいて、応援していただいたので、そういう方々と一緒に獲ることができた総合優勝だと思っています」と話す森尾。今年は、故障により一時期ウエイトトレーニングが禁止されるなど、「出場を諦めたことがあった」とのことだが、“二人三脚で歩んできたパートナー”であるという黒川紀子(この日、SBC部門女子の総合優勝を獲得)らの支えもあり、ステージに復帰。見事に悲願達成となった。
このTREND部門において森尾は常に上位に絡むものの、昨年のFINAL大会と8月の東京大会では共に古賀真理愛の後塵を拝して準優勝。なかなか優勝というところに手が届かない苦戦続きであり、古賀に対するライバル心もあってのではないだろうか。
「うーん……もともと私は誰かと競うという感覚が昔からあまりなくて。なので、ライバルというよりも、常に自分と戦い続けているタイプなんです。『今までの自分よりも、もっと良い自分を』という感覚でここまで進んできました。裏ではみなさん本当に仲良しですよ(笑)」
周囲に支えられながら、常に自分に矢印を向け続けた結果得た大きな勲章。「来年、コンテストに出場するかはまだ未定です」とのことだが、この1年を通じて得た経験を周囲に伝えながら、さらに自分を磨いていくことだろう。
「今年はSBCではモノキニやタイトドレスのカテゴリーに出場したり、J-CLASSICに出場したりして、楽しみに溢れていました。コンテストを出場することで健康でいることができているんです。身体づくりも、食生活を意識することも、今後もずっと続けていきたいと思います」
文・写真/木村雄大