全7カテゴリ―18クラスの競技が行なわれた、Super Body Contest(SBC)の決勝大会となる『SBC 2022 FINAL』。中でも細身のボディが評価されるTREND部門は、筋肉量の多さや骨格の広さに自身がなくても優勝を狙えるカテゴリーとして、男女ともに人気が高まっている。
12/10(土)のこの決勝の舞台、女子のCHARM(女子18歳~39歳)クラスで優勝をはたしたのは、普段は北海道の大学に通う小清水椎菜であった。11月の鎌倉大会がデビュー戦ということで、コンテストルーキーが比較的多いSBCの中でも新参者中の新参者ではあるが、そのスタイリッシュなボディは一級品。鎌倉大会でも戦った茶屋葵や、福岡の磯本みなみ、京都の平田りえ、ミス・インターナショナル日本大会ファイナリストでもある金子沙耶可ら若手選手との激しい争いを制して頂点に立った。
彼女の力の源となっているのは、男子TREND部門で総合優勝経験のあるパートナーの存在だ。彼の教えを受けながらコンテスト出場に向けて鍛え上げ、この決勝大会でもその努力の成果を惜しみなく披露することに成功。最高の結果で恩返しをすることができたが、彼女の夢の一つとして掲げているのが、その彼と共にステージに立ち、共に優勝すること。
今年は残念ながらそれを叶えることができなかったが、「来年はこの体を越える?」と強く宣言しており、すでに新たな目標に向けてスタートしている。2023年、一段と磨き上げたボディとチャーミングな笑顔を、再び見せてくれるはずだ。
文・写真/木村雄大