流麗な美ボディ・森尾真己。困難から救ってくれたのはピラティス




美ボディ&マッチョが集い、熱戦となった2022年のコンテスト。年明けから約1ヵ月が経過し、選手たちは2023年にどのような思いを抱いているのだろうか。そこで、VITUP!編集部が、昨年活躍した選手たちに今年の抱負を聞いた。今回ご登場いただくのは、昨年末のSuper Body Contest FINAL 2022で、TREND部門の総合優勝を勝ち取った森尾真己さん。コンテストで人生が変わったという彼女は、今年の抱負として社会貢献を掲げていた。

運動やコンテストで人生が変わった

――昨年はSBCのTREND部門で、数多の実績を残した1年となりました。振り返ってみていかがですか。

「結果がうれしかったのはもちろんのこと、コンテストへの挑戦が、私生活や仕事に向き合う強さにもなりました。トレーニングを通して、自分の体やメンタルと向き合う時間が取れたのが大きかったのかもしれないです。大会出場のためにと思って始めたことが、結果的にいろいろなことにつながっていきました。挑戦を続けて本当によかったです」

――今年の抱負を教えてください。

「自分がコンテストで得たものを通して、何らかの形で社会貢献ができればと思っています。たとえば食事指導、メンタルヘルスのサポートなどです。自身のコンテストに関しては、まだ予定を一切決めていません。選手としてのことは決めかねていますが、今は人のために何かしたい気持ちが大きいですね」

――それだけ、自らがコンテスト挑戦で得たものが大きかったということですね。

「はい。健康な体や精神面を培うことができたと思います。私はもともと25歳でパニック発作を発症して、他の病気が重なったこともあり33歳まで療養生活を送ってきました。それでリハビリのためにピラティスを取り入れたのが、ボディメイクの原点です。寝たきり状態だった自分を救ってくれたのが運動や食事でしたし、コンテスト挑戦でそれらをさらに突き詰めることができました。得たものは本当に大きく、とても感謝しています」

――そういった経験で培ったことを、今度は自分が伝えていきたいと。

「はい。私は運動やコンテストへの出場で人生が変わったので、今まで自分自身が培ったものを、今度は世の中に貢献していきたいという気持ちが強いです。いろいろな形を探しながら、挑戦していきたいと思います」

取材・文/森本雄大
写真/木村雄大

【大会リポート】12/10(土)開催 Super Body Contest 2022 FINAL

【フォトギャラリー】Super Body Contest 2022 FINAL~SBC部門女子