身長別のスタイルを競い、夏が一番似合う男性・女性を決める大会であるSUMMER STYLE AWARDが、今年も全国で開催される。3月25日(土)のTHE BEGINNING(埼玉予選)を皮切りに開催される今シーズンも、熱戦が展開されることだろう。
そこで今回、VITUP! 編集部が昨年の決勝大会でクラス優勝をはたした選手たちに取材を実行し、今シーズンへの意気込みを聞いた。今回登場するのは、2022年の決勝大会でビキニモデル・Over40の優勝に輝いた清水優美恵さん。去年が同大会初出場ながら、快進撃を成し遂げた彼女の思いとは?
年齢オープンなクラスでも、結果を出していきたい
――昨年を振り返っての感想からお願いします。
「SUMMER STYLE AWARDへの出場は昨年が初めてだったので、最初は右も左もわからずがむしゃらにやっている感じでした。ですが、4月と10月の大会に出るとだんだん課題がわかってきて、最後は12月の決勝大会で結果を残すことができてよかったです」
――昨年12月の決勝大会のインタビューでは、1年以上かけて決勝大会への準備を行なっていたと伺いました。
「はい。ビキニのポージングは初めてだったため、大会の規定ポーズを早い段階から習いに行って、準備していました」
――昨年の結果を踏まえて、今年はどのような1年にしたいですか?
「まずSUMMER STYLE AWARDにとても魅力を感じているので、今年も出たいと思っています。出場している方々が本当に一生懸命、切磋琢磨して闘っている姿が大きな刺激になります。昨年はビキニモデルのOver40(40歳以上)というクラスに出ていたのですが、今年からはビキニモデルマスターズ(37歳以上)というカテゴリが新設されたので、そちらに出場したいと思っています。今までよりも若い方が入ってくる中でも、優勝を狙いたいと思います」
――先述されたビキニモデルマスターズは例外ですが、基本は身長別で競うため、広い年代と闘えるのもSUMMER STYLE AWARDの特徴ですね。
「はい。今年は年齢がオープンなクラスでも結果を出していきたいです。昨年の決勝大会ではビキニモデルの2クラスに出場して、Over40では優勝できましたが、ショート(161cm未満)では10位以内に入ることができませんでした。ショートは年齢制限がなく、20代の方もいたりと体つきの面でどうしても違うところはあります。でも、その中で私が上位に食い込めたら同年代の励みになると思います。そういった気持ちでがんばっていきたいです」
――結果を出すために、取り組んでいきたいことはありますか。
「お尻の形や姿勢をよくしたいと思っています。骨格自体を変えることは難しいですが、引き続きストレッチなど、努力で変えられる範囲で磨きをかけていきます。大会が求める体を目指して、ケアやトレーニングをコツコツ行なっていきたいと思います」
取材・文/森本雄大
写真/中野皓太