SUMEER STYLE AWARDの今シーズン開幕戦となる「THE BEGINNING(埼玉予選)」が、3/25(土)に埼玉・市民会館いわつきにて開催された。今年の闘いに勢いをつけようと多くの選手が臨む中、ひときわ存在感を放ったのがサマスタ初出場の中川理那だ。
同日開催のROOKIE CHARENGE CUPも合わせて4つのクラスにエントリーし、すべてで優勝を飾るという離れ業をやってのけた彼女。(ビューティーフィットネスモデル)ではオーバーオール優勝にも輝いたことで、デビュー戦にして5冠という圧巻の結果を残した。
◆超美ボディの新星から歴戦のプロまで!【サマスタ埼玉予選 女子フォトギャラリー】
そんな彼女にトレーニング歴を聞くと、まだ約1年というから驚きを隠せない。いちご農園の経営やアパレル事業を行なう会社で代表取締役を務める彼女は、多忙な傍らでトレーニングに励んでいるようだ。
「もともとスポーツが好きだったこともあり、去年からトレーニングを始めました。スタイル維持はもちろん、やるからにはコンテストにも挑戦したいと思いましたね。筋トレは自己管理にもつながるので、仕事に活かしたいと思った部分もあります」
そんな彼女が短期間で大きな結果を残せた一因は、成功者のアドバイスを徹底的に取り入れることだった。日頃お世話になっているトレーナーから食事やトレーニングのことを学び、それをひたすらに遂行する。誰もが理解しながらなかなか実践できないことを、中川さんは“自己管理”でしっかりとやり遂げたのだ。
「勝てたのはうれしいんですけど、最後のビキニでオーバーオールを取ることができなかったのは、優勝しか見ていなかったので正直悔しいです……」
圧倒的な成績を残しつつも、この結果に決して驕ることはない。今大会でサマスタのプロ資格を獲得した彼女が見据えるは、7月に控えるプロ戦の舞台だ。
「始めたばかりでも、気持ちさえあれば関係ないというのを証明したいです。これからコンテストに挑戦したいという方に対して、希望を与えられる存在になりたいです」
突如現れた超新星が、今後どのような活躍を見せるのか。注目が集まる。
取材・文/森本雄大
写真/森本雄大