デビュー戦で優勝の及川由布子。「出産しても30代からでも、心と体は変えられる」【SBC】




Super Body Contest(SBC)の2023年開幕戦となる千葉大会(CHIBA 00)が、4/2(日)に青葉の森公園芸術文化ホールにて開催され、細身の体が評価されるTREND部門のChampion of the show(総合優勝)を及川由布子が獲得した。

TREND部門女王の指導を受けてステージに

きらりとした笑顔に、すっきりとしたボディを見せた及川。ステージに立ったのは、「トレーナーである五十嵐彩乃(SBC FINAL 2021のSBC部門CHARMクラス優勝)さんに勧められて」とのことだが、出場を決めたのは2023年になってから。「私は身長が高くはなく、お尻のボリュームを出すには時間がかかるので、まずは背中と肩を重点的に鍛えて、少しでも横に大きく見えるように意識しました」と話し、短期間で仕上げて開幕戦のタイトル獲得に成功した。

そんな彼女は普段はヨガインストラクターを務めており、まずは自分が変わることでお手本になりたいと、コンテスト出場を決意したとのことだ。

「ヨガと筋トレを掛け合わせて、女性らしい体になっていきたい。自分自身がその手本となり、30代からでも、子どもを産んでからでも、メンタルも体も変えられるということをいろいろな人に広めていけたらなと思っています。まずは自分が体験したことで、その第一歩を踏み出せました」

今大会ではコンテストデビュー戦でいきなり栄冠を手に入れたわけだが、目指すべき理想に向けて、まだ歩みはじめたばかり。本格的な戦いはこれからだ。

「次は夏の東京大会に出る予定です。もっともっといろいろな選手が出場しているところに出て、もっと勉強して、より良い体に仕上げたうえで、最終的には12月のFINALを目指していきます」

文・写真/木村雄大