ダンシーあずさの減量食「腸内環境が整うのもメリット」




減量中の食事は、トレーニーにとって永遠のテーマと言えるでしょう。ここでは減量中におすすめの食べ物について、ビキニフィットネスでオールジャパン選手権4連覇、2022年のIFBB世界フィットネス選手権160cm以下級で世界3位に輝いたダンシーあずささんに話を聞きました。ダンシーさんのお気に入りは、好みが分かれると言われるオートミール。

リゾット風にして食べるのがマイブーム

私のおすすめはオートミールですね。本当に、この食べ物に出会ってよかったと思います。オートミールは私的に最強です。

減量中って、炭水化物をあまり食べられないじゃないですか。でもオートミールは食物繊維が豊富なので、炭水化物の量を抑えながら満腹感を得られるのと、腹持ちがいいので空腹感がくるのが遅いです。あとは腸内環境が整うというのもメリットですね。

そのまま食べると鳥のエサのような感じで少しクセがあるので、私はリゾット風にして食べます。容器に移したオートミールに、水を入れてレンジでチンして、一度出して卵を入れてまたチンしてという感じですね。そこにビーフやツナを乗せたり、ふりかけをかけるなどアレンジして食べます。

おかゆよりは水気が少なくて、意外とふっくら仕上がります。オートミールは美味しくないというイメージがまだあると思うんですけど、全然そんなことはないですね。むしろ、私はご飯のような感覚で食べています。

シナモンやバナナを入れてお菓子のようにして食べる方もいますが、私にはちょっとその食べ方は合いませんでした。しょっぱい味付けのほうが“食べている感”があるので、私はこっちのほうが好きですね。腹持ちがよくて栄養価に優れ、腸内環境を整えてくれるという点で、オートミールはおすすめです。

取材・文/森本雄大


ダンシーあずさ
1990年5月11日生まれ。大学卒業後、2015年にスペインへの留学を機にトレーニングを始め、2017年からはビキニフィットネスに挑戦する。選手としてトップ戦線を走りつつ、現在はパーソナルトレーナー、ポージングコーチとしても活動中。
【主な戦績】
<2018~2022年>
オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス ビキニフィットネス163cm以下級 優勝
<2019・2021・2022年>
JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS ビキニフィットネス 2位
<2022年>
IFBB世界フィットネス選手権 ビキニ 160 cm以下級 3位