競技性とエンターテイメント性を兼ね備えたコンテストとして、今年で開催5シーズン目を迎えているSuper Body Contest(SBC)。年々開催カテゴリ―を増やしており、出場選手たちからは、「自分の体の特徴や表現したいものに合った競技を見つけられるコンテストだ」という声もよく聞こえてくる。
【フォト】ステージを赤く染めたタイトドレス。女子全選手ギャラリー
ドレスもモノキニも捨てがたい
4/15(土)に京都・文化パルク城陽で開催された京都大会(KYOTO 01)に出場した鷲尾珠里もその一人であり、この大会ではタイトドレスを着用するTIGHT部門、モノキニを着用するMONOKINI部門にダブルエントリー。TIGHT部門では見事にChampion of the show(総合優勝)を獲得した。
「昨年も京都や大阪でSBCに出場しましたが、1大会で3カテゴリ―に出場したりと手探りの中でいろいろなことに挑戦してきました。今年はある程度自分の中で“これ”と定めて、日々の積み重ねの中で集中してトレーニングをすることができています」と話し、その結果が、総合優勝の証であるクリスタルの獲得に至ったのは間違いないだろう。
一方で、「モノキニでも総合優勝が欲しかった」と悔しさあふれる声も漏らす。
「TIGHT部門も赤いドレスを着て表現力を示せるカテゴリーで自分も大好きですが、(肌の露出が多い)モノキニで表現力に加えてトレーニングしてきたもしっかりと披露したいという思いもあるので、どっちも捨てがたいんです。去年の京都大会ではモノキニでも総合優勝を獲れていたので、やっぱり悔しいですね」
まだ4月ということもあり、12月に開催予定のFINALまでにさらに磨き上げる時間もあるだろうが、今後の大会出場は未定とのことだ。
「ちょっと私生活に変化もあったため、しばらくコンテストをいったんお休みするかもしれません。FINALも今のところは未定なんです。でも、日々の食事管理やトレーニングはもちろん継続していきます。いつでも大会に出られるようなコンディションをつくって、出れるとなったときにはより良い状態でステージに立ちたいと思います」
文・写真/木村雄大