アクロバティックパフォーマンスで京都を舞い、瀬上敏明が華々しくデビュー【SBC】




今年で開催5年目となるSuper Body Contest(SBC)では、カテゴリー毎に基準を設けた審査に加えて、その日もっとも印象深いパフォーマンスを披露した選手に贈られる「ベストパフォーマンス賞」が設けられているのが特徴の一つだ。4/15(土)に京都・文化パルク城陽で行われた京都大会では、アクロバティックなバク転を交えたパフォーマンスを披露した瀬上敏明が受賞した。

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エンターテイメント性でアピール

SBCはもちろん、ボディコンテストも初めてだという瀬上。「いま29歳で、トレーニング歴は2年歴ぐらい。30歳になる前に何か一つ結果を出したいなと思って出場を決意しました」とのことだが、その引き締まったボディはルーキーとは思えない仕上がりで、細身のボディが評価されるTREND部門で2位という結果だったが、優勝した水谷隼大と比較しても、どちらが頂点に立ってもおかしくないほどだった。

「初めての大会にSBCを選んだのは、コンテストのコンセプトの一つにエンターテイメント性があるところです。自分もそこに共感しました。ボディはまだまだ未熟ですが、自分の武器というか、アクロバティックな面でエンターテイメント的なところを表現してアピールしようと思っていました」

初出場でクラス2位、加えてベストパフォーマンス賞を獲得とデビュー戦としては上々の結果だったが、より高みを見据えて研鑽を積んでいくとのことだ。

「SBCにはこれまで観覧にはきたことがありましたが、客席から見る景色と、ステージから見る景色はまったく違い、すごく刺激的で楽しかったです。次は、9月末の沖縄大会に旅行を兼ねて出場する予定です。やはり、1位という結果にはこだわっていきたいですね。クラスで1位、Champion of the show(総合優勝)も獲る、そしてベストパフォーマンス賞も獲る、この三冠を目標にしていきます」

文・写真/木村雄大