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妻とボディコンテストへ。マッチョ夫の挑戦を形にした「夫婦間の思いやり」




2023年5月20日(土)、BEST BODY JAPAN(BBJ/ベストボディジャパン)の宮崎大会が宮崎・メディキット県民文化ホール・演劇ホールで開催された。

今大会では、スリムなスタイルが評価されるモデルジャパン部門、バランスがよく引き締まった健康美がテーマのベストボディ・ジャパン部門、バランスのよいスポーティーな肉体美を競うマッスルモデル&フィットネスモデル部門で熱戦が繰り広げられ、繁村太輔がマッスルモデル部門ミドルクラス(30歳~39歳)の頂点に立った。

【フォト】妻の協力で優勝。繁村のステージショット

繁村は今大会、妻の和とともに出場。彼が今回の優勝について、真っ先に挙げたのが「妻の協力」だった。

「ステージの上で緊張しないのは、後ろで支えてくれている家族、とくに妻の影響が大きいです。妻が一緒に大会に出てくれるから、精神的にも安定して出場できるし、しっかりとステージングができるのかなと思っています」

大会出場において彼の力の源となった妻。夫婦で大会のための時間を確保するのは難しいように思えるが、そんな中でも一緒に出場できたのはパートナーへの思いやりがあったからだった。

「家では時間があるほうが家事をしています。こういった大会に夫婦で参加できるのは、お互いに時間がある時に協力し合ってきたからかなと思います」

こうして今大会に出場した繁村は、磨き上げたボディで見事優勝。とはいえ、ここで満足する彼ではない。体のコンディションについて聞くと「100点」という答えは返ってこなかった。

「どんなに良い状態でも100点と言ってしまったら自分の中で伸びしろがなくなってしまいそうなので、大会の時は『80点くらいかな』と思いながら、つねに何かできることを探しています」

現状に満足せず上を目指す繁村。夫婦の絆を力に変え、これからも努力を続けていく。

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取材・写真/塚本萌子
文/シュー・ハヤシ