全国47都道府県で開催されているBEST BODY JAPAN(ベストボディジャパン/BBJ)において、シーズン初の東北開催となった盛岡大会。バランスよく発達した筋肉を競うフィットモデル部門において、ひときわ目を引く選手が現われた。フィットネスモデル部門・レディースクラス(35歳~49歳)で優勝をはたした宮原みゆきだ。
同クラスのエントリーは宮原のみだったのものの、そのステージは圧巻。健康的ボディはもちろん、目を引いたのが見事に割れた『腹筋』だった。大会後に自身のシックスパックについて問うと、水を得た魚のように活き活きと語ってくれた。
「体幹を鍛えるために筋トレを始めたくらい、腹筋のトレーニングがすごく好きなんです。腹筋は毎日鍛えていて、腹直筋と腹横筋を鍛えるのはマストですね。意識しているのはいろいろな刺激を与えることで、レッグレイズ、クランチ、アブローラーなど異なる種目をローテーションしています。たまにブルース・リーがやっていたドラゴンフラッグもやりますよ(笑)」
毎日欠かさず腹筋を鍛えているという宮原。1日のトレーニングのラストに腹筋種目を取り入れ、それが日々のルーティーンになっているようだ。「ストレッチと同じような感覚です。仕事前に5分時間があったらアブローラーをしますね」と笑顔を見せた。鍛え上げた彼女のボディを見るとまさに、“年齢はただの数字”だということを実感されられる。
そんな彼女がコンテスト出場を決めたのは、日々のトレーニングの成果を発揮するため。緊張の中、実際に舞台に立つと新たな発見があったようだ
「出場しているみなさんがすごく輝いていました。内面も磨かれているのか優しい方が多いですし、生活面もみなさん規律正しくされていて、私もこういった人間になりたいと思いました。今回が初めてでしたが、日本大会でグランプリを獲りたい気持ちも湧いてきました」
大きな目標ができたことで、今後の筋トレにもさらに熱が入ることだろう。そんな彼女にあらためてトレーニングの魅力を聞いてみた。
「最初はできなかったことができるようになることですね。腹筋種目はすごくきついですが、日々成長が感じられて楽しいです。今回の大会でいろいろな方に腹筋を褒めていただけたので、これを武器にどこまでいけるかがんばってみたいと思います」
盛岡で出会ったバキバキ腹筋の持ち主。彼女の喜びは挑戦と成長に起因するのだろう。今後も全国のステージで見事なシックスパックが見られるかもしれない。
取材・文・写真/森本雄大
【動画】ハンギングワイパーにドラゴンフラッグまで! 宮原が実践する腹筋トレーニング