「人に元気を与える存在になりたい」20代女子を惹きつける筋トレの魅力




2023年6月3日(土)、BEST BODY JAPAN(ベストボディジャパン/BBJ)の関東大会が東京・NEW PIER HALLで開催された。今大会は多数の選手のエントリーや司会の実況も相まって大盛況。そんな大会で美ボディを披露し、モデルジャパン部門ガールズクラス(18歳~29歳)で準グランプリを獲得したのが橋本渚だ。

【フォト】橋本が見せたはつらつとしたステージ

普段はパーソナルジムで働いている彼女。ジムに通うトレーニーたちの生き生きとした姿を見て、自分も筋トレを始めようと決心したという。

「トレーニングをしている方を見ると元気をもらうので、自分もそういう存在になりたいと思いました。大会を終えて、目指す自分に少し近づけたのかなと思います」

ステージで披露した美ボディを見れば、大会に向けた努力が伺える。優勝には一歩及ばす悔しさをあらわにしたが、コンテストで経験したよろこびも大きかったようだ。

「緊張は思ったよりもしなくて、逆に楽しめました。初めて減量や食事制限を経験してきつかった分、大会が終わってからホッとしましたね。自分の人生にとっていい経験になりました」

堂々の準グランプリを獲得した橋本(右から2番目)

大会挑戦にあたり緊張もあったが、選手同士の和やかな雰囲気でリラックスできたという橋本。他の選手からウェアの着方などを教えてもらい、「心がキレイな方が多くて素敵だなと思いました」と感動したと振り返る。

トレーニングを通じて目指す己の姿に近づくことができたり、人とのつながりができることが彼女を魅了してやまないのだろう。今大会で日本大会の切符を手にした橋本は、今後さらなる高みを見据えている。

「今回は筋量が少し足りないと言われたので、これからもっと筋肉をつけていきたいと思います。今大会で2位ということで心に火がついたので、次はがんばりたいです」

取材・文・写真/森本雄大