声優×コスプレイヤーの二刀流。引き締まった体をつくり上げたのは“見られる意識”




池袋サンシャインシティで開催されたコスプレイベント「acosta!@池袋サンシャインシティ」(5月13日~14日)。多くのコスプレイヤーで賑わう同イベントは、今回も多くのコスプレイヤーが参加し大盛況となった。そこで、VITUP! 編集部が筋肉自慢・スタイル自慢のコスプレイヤーたちに取材を敢行し、その秘密や人物像を探っていく。インタビュー5人目は、声優として活動しているというまさしさんに話を聞いた。

いつか声優として演じたキャラクターのコスプレをしたい

――普段から鍛えていそうな腕ですね。何か取り組んでいることはありますか。

「たまに筋トレはしていますが、食事にはとくに気をつかっているわけではありません。僕が今の体をつくれているのは“見られる意識”を持っているからだと思います」

――見られる意識ですか。

「はい。声優という職業柄、顔出しの仕事は決して多くありません。だからといって、気を抜くといろいろなことが乱れてしまうので、『つねに見られている』と思うようにしたんです。この意識によって多くのことが改善されていきましたね。姿勢を正すことで良い声が出るようになったり、『太らないようにしよう』とか『できる限り筋トレしよう』という気持ちになりました」

――たまに行なっているという筋トレではどんなことをされているのですか。

「10kgのダンベルを使ってアームカールをやったり、アブローラーで腹筋を鍛えたり、プッシュアップバーを使った腕立て伏せをやったりしています。回数もそれぞれ10回くらいで、とくに週に何回やるというのは決めていません。筋トレ周期は基本的に週2、3回で、4回やったら多いほうです」

――いつから続けているのですか。

「8、9年くらい前からやっています。ただ、不定期なのでまったくやらない時期もありました。少しやめてもまたやれば良いと思って、気を楽にしながらやっています。ゆるくやっていたのも続けられた理由のひとつだと思います」

――コスプレの魅力はどんなところだと思いますか。

「基本的に趣味でやっているので、楽しみながら好きなキャラを表現できるところだと思います」

――キャラを表現するのは声優のお仕事にもつながってきますか。

「それはまた別ですかね。ただ、舞台に出演すると写真を撮られる機会があるので、その時にはコスプレの経験が活きます。自分がどの角度から撮られると良く見えるか、どのポージングが映えるのかがわかるので、そういった面でつながっていますね」

――最後に今後の目標があれば教えてください。

「今後も楽しくコスプレをやっていきたいです。声優としてはまだ新人なので、もっと売れたいですね。いつか自分が声優として演じたキャラクターのコスプレができたらうれしいです」

協力/acosta!
取材・文・写真/シュー・ハヤシ