「優勝はうれしいというより、ありがたい」ボディコンテストが自身を見つめる機会に




「サポートしてくださった方や応援していただいた方、みなさんのおかげで今日を迎えられました。本当にありがとうございます」

BEST BODY JAPAN(BBJ/ベストボディジャパン)長崎大会(6月4日開催)に出場した松尾郁里が、大会後真っ先に口にしたのは周囲への感謝だった。大会前のサポートはもちろん、当日も応援によって背中を押された彼女は、モデルジャパン部門で準グランプリ、ベストボディジャパン部門ではグランプリに輝いた。

【フォト】感謝を胸に見事優勝。松尾がステージで見せた美ボディ

「今日、この時間を私のためにつくってくれたことが本当にありがたいです。大会前も家族が『がんばれ』と応援してくれたことで力をもらいました。スタッフの方の応援やサポートがあったからこそ、ステージに立つことができたと思います。優勝できたことはうれしいというより、ありがたいです」

ダブルエントリーでグランプリと準グランプリを獲得した彼女だが、大会はこれが3回目。去年からコンテストに出場するようになった中で、今年の長崎大会には一層強い思いを持って臨んだと言う。

「長崎は大好きな地元なので、大会が開催されることが決まった時点で『絶対に最高のコンディションで迎えるぞ』と思っていました」

大会に向けて食事やメンタル面でも自分自身と向き合ったことは、彼女にとって貴重な経験となった。

「ここまで自分自身と向き合うことはなかなかないと思うので、長崎大会に向けて自分の弱いところや強いところを見つけられたことが何よりも良かったと思います」

つらい時期も「一回諦めてしまったらそこで終わり」だと思い、自分自身と闘い続けてきたと話す松尾。今大会での経験を糧に、これからも活躍を続けていくだろう。