モノキニ女王・りな。進化を遂げたVシェイプ美ボディで“祭り”を制覇、プロ戦に向けて手応え【筋肉祭】




「モノキニではアウトライン、とくにVシェイプが大事になってきます。そのための背中の筋量やウエストの絞りなどは、昨年12月の大会時に比べると確実に良くなっていると思います。ポージングの安定力も格段に変わった感触はあります」

【フォト】モノキニが似合うVシェイプボディを披露。りなの全身フォト

そう振り返るのは、大阪・ドーンセンターで行なわれたSUMMER STYLE AWARD(サマスタ)、SUPER BODY CONTEST、J-CLASSICのコラボイベント「筋肉祭」(6/17開催)のモノキニ部門で初優勝をはたした「りな」だ。彼女は普段はサマスタのビューティーフィットネスモデル部門(モノキニ着用カテゴリー)を主戦にしており、昨年は12月の通称“プロ戦”のshortクラスで日本一になったトップ選手だ。

サマスタのプロ契約選手たちによる頂上決戦は例年7月と12月に開催されており、「体づくり、ポージング、髪型なども含めたトータルの面でステージ上でどのように映るのか、去年の12月からどれほど自分が成長できているのか、それを7月末の大会前に確かめておきたかった」と、彼女は今大会への出場理由を話す。

観客席から見ても、品格あるステージングと仕上がりの良さは抜群。同じくサマスタのプロ選手・前川紗希と一騎打ちに近い勝負になったが、見事に勝利を勝ちとった。またこの日は、昨年12月のプロ戦でビューティーフィットネスモデル部門のオーバーオール覇者となった千原由理奈が審査員席から見守る状況だったが、「もともと『筋肉祭』はプロ戦よりはプレッシャーを感じずにステージに立てますし、普段から仲良しな由理奈ちゃんが見ていたから、逆にリラックスできたかな」とも話す。より穏やかな優しい雰囲気の要因もそこにあったのかもしれない。

今後について、当然目指すのは7月と12月のプロ戦での勝利。とくに12月は、昨年はクラス優勝は獲得したものの惜しくも逃すことになったオーバーオール優勝が目標にはなるが、彼女が目指すのはそれだけではない。

「選手としてトップを走り続けて、結果を収めるは目標の一つです。ただ、もともと自分が美しいと思う体、女性らしい肉体美をつくることが、ある意味大会で勝つことよりも大切にしている目標です。結果を残しつつも、一般の方からも憧れられるような体づくりをこれからも続けていきたいと思います」

「筋肉祭」の翌日には、同じく大阪で開催されたJ-CLASSICにも出場。元来の線の細さから大会出場に至ってはいなかったが、近年の筋量アップにより、もともとの憧れであったビキニのステージに立った。自身が理想とする女性としての美を追求しながらコンテストに出場しつづける「りな」が今年のプロ戦ではどんな姿を見せてくれるのか、ステージを楽しみに待ちたい。

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