ビキニフィットネス国内4連覇・ダンシーあずささん。フィットネス業界で注目を浴びている彼女が、筋トレ女子の私服事情を語ってくれた。
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ダンシーさんは女性の鍛え上げた肉体美を競う「ビキニフィットネス」の選手。筋トレでメリハリのある美ボディを手にした彼女だが、鍛えているがゆえの悩みがあるという。
「筋トレを始めてファッションが変わりました。パフスリーブとかまったく似合わなくなるんですよね。かわいいデザインのはずなのに『あれ？ 肩幅広っ』みたいな（笑）。オフショルダーも肩が破けた人みたいに見えてしまいます」
メリハリボディを手にした代償だろうか。“可憐でかわいい”から遠ざかり、逞しさすらも垣間見えるようになったのだ。タートルニットなど、ボリューム感のある服装もNGとのことで「モコモコの雪だるまみたいになるんです。ただのアウトラインやばいやつですよ」と冗談混じりに語った。
筋肉女子ならではの悩みを激白したダンシーさんだが、鍛えることでファッションのプラスになったことも多い。
「鍛えた体に自信を持てるようになったので、ウエストが出ていたり、タイトな服を着られるようになりました。ただ、私は腹筋がすごく割れているので、服からバキバキの腹筋が覗いている感じになってしまいます（笑）」
攻めた服装を取り入れられるようになり、かわいいというより“美しい”ファッションを実践できるようになった。そんな彼女のInstagram（@az.dancy）には、モデル顔負けのファッショナブルなフォトが多数投稿されている。日々自分に打ち勝ち、妥協なく体をつくってきたからこそ、オシャレも自信を持って楽しむことができるのだろう。磨かれたボディとファッションが融合し、まさに“映える”姿をつくっているというわけだ。
これから迎える夏も、まさに筋トレ女子の肉体美が活きる季節。ただそこで注意点として、「襟が詰まった服はダメです。腕を挙げた時に脇が破けるんですよ（笑）」とダンシーさんは笑う。ビキニ女王のコメントから、知られざる筋トレ女子の私服事情が垣間見えた。
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文/森本雄大
