「日本の元気に貢献したい」筋トレでハッピーになった帰国子女




「一人でも多くの人に運動の大切さを伝えていきたいです」

大きな目標を語ってくれたのは、6月25日に開催されたSUMMER STYLE AWARD(SSA/サマスタ)千葉予選でビキニモデル部門のオーバーオール優勝を獲得した田所伶海だ。もともとオーストラリアに住んでいたという彼女は、今年4月のSPRING CUPに出場するために帰国。優勝することはできなかったが、その悔しさを胸にさらなるトレーニングを積んだ。

【フォト】オーストラリアから帰国して大会参戦。田所のステージショット

「本当は一時帰国だったのですが、SPRING CUPの結果が悔しかったこともあって本帰国しました。まだ2回目ですけど、今回こそ優勝したいという思いで毎日過ごしてきたので、『やっと優勝できた』という感じです」

本格的なトレーニングを始めたのは去年の8月だったが、それ以前からヨガやピラティス、ランニングを行なうなど「体を動かすことが好きだった」と語る。大会に出場することを決めると、より力を入れて筋トレや増量などに取り組んだ。トレーニングが中心の生活になり、だんだんと体が変わっていく過程でトレーニングの楽しさに目覚めていく。

「トレーニングの優先順位が高くなったことで、無駄なことをしなくなったり、『今日はこの時間にトレーニングしたいから』と、逆算して行動するようになったりしました。それによってライフスタイルもとても良くなって、心もハッピーになりました。それがハマった理由です」

トレーニングが生活の中心になったことで、ネガティブな気持ちになりそうな時もトレーニングによってストレス発散ができるなど、ボディメイクにとどまらないトレーニングの魅力を感じている田所。彼女は、自分が感じている幸せを多くの人に共有したいと話す。

「運動は多くの人にとって足りないと思います。そんな中でも10分だけストレッチをするとか、普段使っているエスカレーターを階段にするとか、小さなことでもやってみれば自分を幸せにできます。私もそれを実感しているので、少しでも多くのみなさんに運動を通じて幸せになってもらって、日本の元気に貢献したいです」

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