50歳記念は、デニムを履いて色っぽくかっこ良くステージへ【SBC札幌】




「SBCに出場したのは、2019年以来4年ぶり。デニムを着用するカテゴリーがあるのが、再びステージに立つのを決めた理由です」

そう話すのは、7/23(日)に北海道・共済ホールにて開催されたSuper Body Contest(SBC)の札幌大会(SAPPORO 05)にて、DENIM部門で総合優勝の座を獲得した三枝篤史だ。バックステージでは笑顔を見せたものの、ステージ上ではあまりそれを見せずにきりっと、キザな雰囲気を貫き通し、その日もっとも輝かしいパフォーマンスを披露した選手に贈られる「ベストパフォーマンス賞」も獲得した。

【フォト】キザでかっこいいデニム姿を披露した三枝

「個人的には、ベストパフォーマンス賞をいただけたのが一番うれしかったですね。過去にこのカテゴリーでチャンピオンになった方々の動画を見て、独自でパフォーマンスを考えてきました。カテゴリーのテーマであるキザな雰囲気に、もともと空手をやってきたこともあり、その要素も取り入れました」

力を入れたのはパフォーマンス研究だけではない。デニムが似合う体づくりを目指し、入念に積み上げてきた。

「トータルの筋量が必要とされるSBC部門だと体が大きい選手は他にもいますし、全身を鍛えるのはやはり簡単ではないので、デニムカテゴリーを一番に考えて、肩を中心に上半身を重点的に鍛えました。パフォーマンス面の研究と上半身の強化、この2つに絞ったからこそ賞をいただけたかもしれません」

次なる目標は、12月に埼玉で行なわれる決勝大会「SBC FINAL」。すでにトップを狙える体とパフォーマンスを持っているが、さらに磨きをかけてこのステージに立つ所存だ。

「今年ちょうど50歳になったので、その記念に自分の姿を残したいと思ってSBCに出場したというのもあります。今日はSBC部門にも出場しましたが、基本的にはFINALではデニムに絞って出たいなと思います。絞りの面ではまだまだ甘いので、腹筋周りをあと一絞りは必要。加えて、胸や肩、背中、より一層大きくして良い形で臨みたいと思います」

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