ご飯一合を平らげるマッスル女子「もっと食べたいから鍛える」




「トレーニングのきっかけは『もっと食べたい』という思いが最初でした。好きに食べるためにトレーニングしようみたいな。食べても太らない体をつくりたかったんです」

そうお茶目な笑顔で語るのは、日頃ジムで受付スタッフを務めているという加藤望実だ。トレーニングの動機は十人十色だが、彼女のそれは少々特別だった。

【フォト】ご飯一合をペロッと。食好きとは思えない加藤の美ボディ

話を聞くと「ご飯は全然、一食で一合とかはペロッと食べられます。甘いものも好きですね」と食好き女子の片鱗が垣間見えるではないか。そんな彼女のボディはそのような食事とは無縁に思えるほどスレンダー。引き締まったボディラインを見事に実現している。

「学生時代からスポーツは嫌いだったのですが、トレーニングは好きでした。食べながら体型維持ができたので効果は大きかったですね。トレーニングにハマってよかったです」

食べるために鍛える。好きを貫いた彼女は磨いたスタイルでボディコンテストに出場するようになる。SUMMER STYLE AWARD東京予選(7月29日-30日開催)ではメリハリのあるボディを披露し、BIKINI MODEL部門Shortクラス(161cm未満)で準優勝に輝いた。惜しくも頂点は逃したが、次なる舞台でのリベンジを誓う。

「悔しいけど納得の2位という感じです。自分が思う倍以上緊張しましたね。それでポージングをミスしてしまったので、悔いがないと言えば噓になります。次に向けて練習あるのみです。がんばります」

食とトレーニングの両輪で突き進む、彼女の挑戦は止まらない。それと同時に幸福のサイクルも回っていると来たらいいことづくめだ。スポーツ嫌いな彼女がここまで筋トレを継続できるのは、トレーニングならではの魅力があるからだと語る。

「自分の闘いですよね。やったらやっただけ体に出るし、よくみんなが言う『筋肉は裏切らない』じゃないですけど、そういう感じだからどんどんハマっていくのかもしれないです。楽しんでやれているので、これからもトレーニングとコンテスト挑戦は続けていきたいです」

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