業界が騒いだ“鋭角くびれ”を生み出す100cmヒップ! 藤井マリー流・肉感ボディのつくり方




これからどんな道に進んでも、レースに結び付けられる人になりたい

KURUMI 歌もそうですけど、マリーさんの今までの経験が全部繋がっているのがいいですよね。

藤井 全部そうかもしれないですね。化粧品会社での経験もそこを通ったからこそ、一番最初のレースクイーンユニットに入れたと思います。人との繋がりの大切さとかも社会人生活で学びましたし、人の顔を覚えるのが得意なことも、仕事でお客様をしっかり覚えていた経験からですし。当時はそれこそ、お客様がどんな化粧品を使っていたか、どれぐらいの頻度で来るか、誕生日とかも全部覚えてたんですよ。それが全部繋がってるんですよね。今の自分がいるために、通ってきた道は全部正しかったなって。

KURUMI レースクイーンとしての夢が叶ったと思うんですけど、次の目標はどんな感じですか。

藤井 モータースポーツをもっといろいろな人に知ってもらうために、レースクイーン以外のお仕事をもっとやりたいと思っています。もともとグラビアとかアイドルの活動もしていたんですけど、それも“レースクイーンの藤井マリー”を知ってもらいたくてやっていることでもあったんですね。

自分がいろんなお仕事をすることによって、「レースクイーンもやっているんだ」と興味を持っていただいて、そこからこういうレースがあるんだな、こういうチームがあるんだなということを知ってもらいたい。そこまで繋げていけたらいいなというのが今の目標ですね。

KURUMI すべてをレースにつなげていきたいと。

藤井 はい。というのも、レースクイーンの仕事は永遠じゃないんですよ。今だと30代のレースクイーンさんもいますけど、定年退職するサラリーマンと違って、やっぱりずっと続けられるものじゃないんですね。だからこそ次のステップに進んで、進んだ先からレースに結びつけられるような人になりたいですね。今後はお芝居やバラエティだったり、幅広く活動できる人になれたらなと思っています。イメージで言うと菜々緒さんとか。女優もモデルもやっていて、レースクイーンもやっていたのってすごくかっこいいなと思います。

自分がこの先どんな道に進んだとしても、モータースポーツに結びついたらうれしいですね。そこでうまく活動できたら、私が一番目指しているモータースポーツへの恩返しが完成するのかなって。

KURUMI そういった夢を叶えるためにも、体づくりは必要だと思いますか?

藤井 そうですね。やっぱり自分を維持していく意味でも必要だと思います。ただ、大人になって何か新しいことに挑戦する心のパワーっていう面でも、トレーニングとか筋トレってポジティブ脳が活性化されると思うんです。私も今までビジュアル重視の仕事しかしてこなかったんですけど、そこに感情を乗せてお芝居していくっていうのは、すごく大きな一歩だと思うんですね。そういう一歩を踏み出すために自分の脳を幸せにできれば「よしやるぞ!」っていう気持ちにもなれるので、心と体のために必ず必要ですね。

KURUMI 今後のマリーさんが本当に楽しみです。応援してます! 今日はありがとうございました。

藤井 こんなに深堀りしていただく機会はなかったので、体づくりだけでなくて自分も見つめるきっかけにもなりました。ありがとうございました!

写真提供/ワンエイトプロモーション
撮影・文/森本雄大

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藤井マリー(ふじい・まりー)
レースクイーン、タレント、グラビアモデル。神奈川県横浜市出身。化粧品会社のOLからレースクイーンに転身し、2022年~2023年には年間で最も活躍したレースクイーンに贈られる「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。元アイドルという経歴を活かし、サーキットで歌を披露するなどマルチな才能を発揮している。


KURUMI(くるみ)
2013年〜2018年には9人組アイドルユニットのリーダーを務め、現在はフィットネスモデルとして活動している。2017年夏からトレーニングを開始し、約半年後にはSUMMER STYLE AWARDでクラス優勝を達成。以降も多くの大会で実績を残し、2022年はマッスルゲート北陸⼤会で優勝、ゴールドジムジャパンカップではドリームモデル158cm以下級で初代女王に輝くなど活躍を見せた。