8/27(日)、香川県民ホールにて行なわれた「第35回日本マスターズボディビル選手権大会」に格闘家の角田信朗が出場。33人がエントリーした60歳以上級で3位の結果を残した。
昨年は当階級を制し、60歳~80歳以上級のオーバーオール優勝も達成。日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)の日本代表選手としてスペインで開催された「IFBB世界選手権」にも派遣され、マスターズ60歳以上級5位と世界の舞台でも実績を残していた。
結果として昨年から順位を2つ落とすことにはなったが、角田自身のボディが衰えたということはいっさいなく、むしろ王者となった昨年以上の仕上がり、コンディションの筋肉美を披露。それ以上に、2位となった林勇宇(62歳)、そして優勝した髙橋一彦(60歳)の完成度が上回ったということだろう。
大会後に自身のInstagramを更新した角田も「これが本当に還暦を超えた男たちの戦いなんだろうか!?」と綴っており、恐るべき60歳が集った、ハイレベルな熱戦だったのは間違いない。この世代には、角田と同年代(誕生日も10日違い)の合戸孝二というボディビルのレジェンドがいまだに一般部の第一線で活躍しており、昨年も日本選手権で8位に入賞。ボディビルに年齢に関係はないことを証明し続けている。
今シーズンの戦いを終えたばかりだが「来週くらいにはもう来年の大会スケジュールをチェックしているんでしょうね」と、挑戦に終わりはなし。2024年、さらなる進化を遂げたボディを見せてくれるはずだ。
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