「♪愛は要らない 知らない 孤独でいたい……」
やはり、こうきたか……と言うべきか。8/27（日）に行なわれた「第35回日本マスターズボディビル選手権大会」、広島が誇るマッスルエンターテイナー・赤澤範昭が今年のフリーポーズのBGMに選んだのはKing ＆ Princeの「ツキヨミ」。元メンバーの平野紫耀主演で昨年放送された人気ドラマ「クロサギ」の主題歌であるクールなダンスナンバーだ。
【ムービー＆フォト】ツキヨミをBGMに華麗に筋肉を見せる筋プリ・赤澤
キンプリは、この日も会場に駆けつけた娘・なの春さんの大好きなアーティストであり、昨年の「ichiban」に続き、2年連続で“筋プリ”を披露。本家のダンスをオマージュした振り付けを交えながらも合間にしっかりとマッスルポーズをとるのは赤澤の真骨頂である。
「ボディビルであることを忘れないように、でもエンターテインメント性あるものも必ず入れる」と以前にインタビューで語っていたように、少しアクロバティックテイストなパフォーマンスを魅せると、会場からは「おぉっ」とうめき声が響いた。
「練習ではけっこう失敗してたんですけど、なんとかうまくいきました」と、本番で成功させるのはさすが。もちろん、ただ面白く見せただけでなく、出場した50歳以上70kg以下級で4位入賞。メダル獲得には一歩届かなかったが、「エンターテイメント賞」なるものがあったなら彼の手に渡ったことだろう。
「来週末は日本クラス別選手権に出場します。あと4kgほど絞らないといけないですが」
体重別の日本一決戦となるこの舞台では、55kg以下級で6連覇中。今週末、連覇継続を目指し、さらにグレードアップした体で再び“筋プリ”になる。
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