ボディコンテストは自分を「見せる」ことができる貴重な舞台。そんなステージに挑むひとりの女性がいた。仲原ちえ、24歳。彼女は現役のレースクイーンやグラビアアイドルとして活躍しており、その美ボディは大会でも群を抜いていた。
【フォト】見せる仕事に就いて8年以上。高い美意識でつくられた仲原のボディ
BEST BODY JAPAN横浜大会(8月20日開催)に出場した彼女はモデルジャパン部門ガールズクラス(18歳~29歳)で見事グランプリを獲得。大会後には「グランプリを獲れるとは思っていなかったので、びっくりしたというのが素直な気持ちです」と告白した。そんな彼女にとって自分を見せるというのは、活動の中で一貫していることでもある。
「昔からクラシックバレエをしたりピアノの発表会に出たり、ステージに立つということが好きでした。レースクイーンは2年目ですが、グラビアなど人前に出る仕事は8年以上やっています。レースクイーンのオーディションに向けて体を鍛えたのがきっかけで、ボディコンテストにも挑戦してみようと思いました」
そんな彼女にとってスタイルアップは至上命題。とはいえ、筋肉がつきやすい部位を鍛えるのは楽しくても、苦手な部位を鍛える際は厳しさを感じたこともあったようだ。その中でも「つきにくい部位はやりたくなくなるくらいまでやります」と真正面からトレーニングに向き合った結果、大会で結果を残すほどの美ボディを手に入れた。
「トレーニングの成果か、『綺麗になった?』って周りの人に言われたりするとうれしいですね。コンテストでは来てくれた方が私を見て『自分もがんばろう』と思ってもらえたらうれしいです。見てくれた人の心に何かを残せるというのが、自分を見せる仕事やコンテストに共通する魅力だと思います」
大目標である日本大会に向け、次回は10月に開催されるBBJ首都圏大会に臨むという。横浜大会のステージに満足していないと話す、彼女の成長は天井知らずだ。
「日本大会まで少し期間が空くので、体づくりやパフォーマンスのレベルをもっと上げたいと思い、首都圏大会への出場を決めました。大会は10月9日、会場は横浜大会と同じよこすか芸術劇場です。仕事の兼ね合いでトレーニング時間を確保できるか不安もありましたが、ファンの方からの声援やサポートが本当にうれしかったですし、出ないで後悔するよりいいかなと思いました。そして、何位であろうと日本大会にきちんと向き合えると自分で思えたから出場を決めました。応援よろしくお願いします!」
見られる喜びに加えて、自身への厳しさも彼女の原動力になっているのだろう。横浜大会での歓喜は一瞬。次なるステージで成長した姿を見せるべく、あらためて美ボディを磨く日々を送っていく。