「じつは今日が誕生日なんです。今日の優勝は何よりもの誕生日プレゼントになりました。本気で挑んでよかったです」
そう笑顔で語るのは、BEST BODY JAPAN横浜大会（８月20日開催）のベストボディジャパン部門レディースクラス（30歳～39歳）でグランプリを獲得した樫村彩香だ。「今年どうしても日本一になりたいんです」と意気込む彼女は、ボディコンテストへの挑戦に心を燃やしていた。
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「大人になってから一番本気になれたのがコンテストだったので、やるからには本気でトップを目指してがんばりたいです。本格的にトレーニングを始めたのは約1年前ですが、まだまだ挑戦していきたいですね」
そんな彼女がボディメイクに惹かれる理由は目標が明確な点なのだという。トレーニングは日々の積み重ねであり、コンテスト本番はごまかしのきかない舞台だ。そんな目標に向かって己を高めることが日々の充実感にもつながっている。
「ひとつの目標に向かって体はもちろん心も鍛えていけるのがトレーニングの魅力だと思います。これから12月の日本大会に向けて、もうひと踏ん張りがんばっていきます」
本気で挑むからこそ達成感も生まれるのだろう。横浜大会で最高の誕生日プレゼントを手にした彼女は、目標である日本一に向かって己を高め続ける。
取材・文・写真/森本雄大
